2012年03月12日22時55分掲載  無料記事
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遺伝子組み換え/ゲノム編集

日本政府、除草剤耐性・害虫抵抗性GMトウモロコシに野外栽培に意見募集

 農水省・環境省は12日、デュポンより申請の5品種の除草剤耐性と害虫抵抗性の遺伝子組み換え トウモロコシを掛け合わせたGMトウモロコシの野外栽培について生物多様性に影響を与えないとして承認するための意見募集を始めた。 
 
 この遺伝子組み換えトウモロコシは、ダウ・アグロサイエンスの2品種(DAS-1507、59122)、モンサントの2品種(MON810,NK603)、シンジェンタの(MIR604)のGMトウモロコシを掛け合わせたもの。資料 bit.ly/z4MBKI 
2つの除草剤(グリホサート:ラウンドアップ、グルホシネート:バスタ)耐性があり、チョウ類や甲虫類に対するBt成分を含んでいる。 
 
 この遺伝子組み換え トウモロコシのうちMON810とNK603の掛け合わせ品種についてオーストリア政府は2008年、継続繁殖試験で「3度目及び4度目の出産数及び同腹仔数が有意に減少した」と報告。食品安全委員会訳 bit.ly/xDCkSK。 


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