2012年05月26日00時00分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201205260000026

市民活動

6月9日 「ねねね、ネオニコチノイドってなあに?  -新農薬ネオニコチノイドについて“未来に向けたみんなの意見” づくり大公開-」

「ねねね、ネオニコチノイドってなあに? 
 -新農薬ネオニコチノイドについて“未来に向けたみんなの意見” づくり大公開-」。 
ゲスト,雁屋哲さん 田中優さん 『美味しんぼ』105 巻を読んで、みんなで語ろう! 
 
◆お申込み http://neo.socialjustice.jp/201206.html 
 
「ミツバチが大量死する」という現象を耳にしたことはありますか? いま、レイチェルカーソンが指摘した「沈黙の春」や「実りのない秋」が現実のものになってきているかもしれません。ネオニコチノイドという新しい農薬は、その原因となる可能性があります。 
 
弊害が指摘されてきた有機リン系農薬に替わって、特定の昆虫にだけ作用し、人体や環境への影響が少ないということでネオニコチノイド系農薬は登場しました。その使用量は、日本においてこの10 年で3倍に増しています。その使用と同時にミツバチの大量死や人間への悪影響が報告されていることは、偶然なのでしょうか。 
 
この問題はまだ一般にあまり知られていませんし、ネオニコチノイドが原因だということが、科学的に完全に解明されたわけでもありません。また特に果物農家では、まったく使用しないと生活ができないという声もあります。そこで私たちは、普通の市民がこの問題をどう理解し、どう考え行動してゆくとよいのか? を考えるフォーラムを開催します。 
 
企画のきっかけとなったのは、人気マンガ『美味しんぼ』の105巻です。本では食と環境問題の関連を描く中で、ネオニコチノイド系農薬についてわかりやすく、詳しく描かれています。 
フォーラムには『美味しんぼ』原作者・雁屋哲さん、環境問題に精通する田中優さんにご登壇いただき、対談に加えて「普通のお母さんたち」との意見交換や、来場の皆さんとの質疑応答・意見交換の時間も多く設けます。 
 
「お母さんたち」とは、小さなお子さんを持つ御三方。これまで3 ヵ月に渡ってネオニコチノイドについて学んできました。ゲストのお二人には、鋭いトークでこの問題の「肝」をお話し頂きます。 
 
このフォーラムは登壇者のお話を一方的に聞くだけの場ではありません。ご来場いただいた皆さんと色々な意見交換を進めながら、自分たちの未来を選択していくための、行動指針をともにつくり上げたいと思っています。 
 
◆ 日時、場所: 6月 9日(土)13:30 〜17:30 
        オリンピックセンター国際会議室 
        http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html 
 
◆ 資料代:1,000円  定員:200人(事前申込制) 
 
◆ ゲスト:雁屋哲さん(『美味しんぼ』原作者) 
     田中優さん(「未来バンク事業組合」理事長ほか) 
 
◆お申込み http://neo.socialjustice.jp/201206.html 
 または  info@machi-pot.org にお名前・ご所属・ご連絡先を 
 もしくは 03-3200-9250 まで上記のFAX をお願いします 
 
◆主催:認定NPOまちぽっと、国際環境NGO A SEED JAPAN、 
    一般社団法人act beyond trust 
 
*ご来場の方は「美味しんぼ」105 巻を読んできていただきたいと思います。 当日会場で販売いたします。お持ちでない方は、早めに来て、直前に読むことも可能です。 
これまでの活動については、以下のHPをご覧ください 
http://neo.socialjustice.jp 
 
◆これまでの活動 
第1回「ミツバチからのメッセージ」 <アーカイブあり> 
ゲスト:後藤和明氏(らでぃっしゅぼーや株式会社・Radix の会) 
    藤原誠太氏(養蜂家・ネオニコチノイド系農薬の使用中止を求めるNGOネットワーク代表) 
 
第2回「子どもを守るための予防原則」 <アーカイブあり> 
ゲスト:黒田洋一郎氏(元東京都神経科学総合研究所) 
    大竹千代子氏(化学物質と予防原則の会代表) 
 
第3回「ネオニコ問題をナナメに切る」 <アーカイブあり> 
ゲスト:高安和夫 氏(銀座ミツバチプロジェクト) 
    鈴木菜央 氏(greenz.jp 発行人) 


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