2012年05月27日20時56分掲載  無料記事
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アフリカ

【西サハラ最新情報】 西サハラ難民を撮るスペインの映像作家ヤゴ  平田伊都子

 毎年10月にUNHCR(国連難民高等弁務官)東京支部が難民映画祭を開催します。友人のスペイン映像作家ヤゴが映画祭に向け、自ら英語翻訳し英語スーパーを制作中です。 映画祭応募作品の締切は5月30日です。足を骨折して失業中で文無しのヤゴ、、がんばれ! 
 
 そんなヤゴからメールが届きました。 
 
「ガキの頃から西サハラ紛争に魅かれていた。スペイン援助団体の一つに連絡を取ったりしていたが、兵役に就いたため西サハラから遠ざかっていた。 
 
1998年、地方TV局(マジョルカ島)でENGレポーター(自分で書いてカメラも回す)として働き始めた。2003年に友人とTV制作チームを準備金ゼロで立ち上げ、コソボに自費で出かけた。2004年にテレビクルーの音声係として雇われ、初めて西サハラ難民キャンプに入った。 
 
俺が西サハラ難民に強い親近感を持ったのは、20年以上も正当な権利のために闘い続けているその強さだけではなく、優しさと我慢強さと大らかさに満ち溢れているからだ。 
 
2010年の春、<Territorio Liberado(解放区)>という題の西サハラ記録映画作りを始めた。5週間現地取材をしたが、金は尽きるは砂漠の天気は気紛れだは、、シナリオの30%は撮れなかった。帰国後はスペインの不況が待っていて、我々はその日暮らしに追われている。 
 
明るいニュースはただ一つ、2010年FISahara(西サハラ難民映画祭)でサンセバスチャン映画祭に西サハラ大義を扱った作品として推薦してくれたことだ。 
 
我々のT浩作チームの未来は暗い。月々の支払も滞っている。しかし、<できっこないさ>てなチャチャを入れる奴がいなければ、物事は貫徹できる。そのことを<Territorio Liberado(解放区)>の撮影を通して、西サハラの友人達から俺は学んだ。」 
 
 
 ヤゴは1968年8月19日に、スペインにあるマジョルカ島のパルマで生まれました。今もマジョルカ島を拠点に、西サハラを始めとしスーダンやギ二アビサオなどの記録映画を作り続けています。難民映画祭には<Territorio Liberado(解放区)>を出品します。 
 
(写真は西サハラ解放区で地雷を撮影するスペインの映像作家ヤゴ傍の二人は西サハラ人) 
 
 
SJJA(サハラ.ジャパン.ジャーナリスト.アソシエーション) 
代表:平田伊都子 
WSJPO西サハラ政府.日本代表事務所 
所長:川名敏之 


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