2012年06月23日11時59分掲載  無料記事
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核・原子力

【たんぽぽ舎発】電気料金の自動引き落としをやめよう!  原発再稼働と不透明な値上げはぜったい許せない!  大畑 豊

 皆さん、電気料金を自動引き落としで払ってませんか?それは原発再稼働をもくろむ電力会社への白紙委任状です。「世論調査」やデモだけでは私たちの声が届かないようなので、自動引き落としをやめて明確な「声」を電力会社に届けましょう! 
 
1.自動引き落としをやめ「振込用紙払い」にする。 
 電気の使用量・領収証に書いてある電話番号に電話し、(できれば「原発に反対して」「値上げに反対して」等伝えて)「振込用紙での支払いに変えます」と言えば、すぐに変更できます ⇒ 集金の不安定化、売掛金の増大によって圧力をかける。自動振替割引の約52円がなくなりますので、この機会に生活を見直して契約アンペアを下げては。 
 
2.コンビニで払う/ゆうちょATMで一部不払い 
 期限までに全額振り込むか、もう一歩進めて、ゆうちょATMで、金額確認画で「訂正」を選び金額訂正をして、原発分(約3分の1)や、抗議の1円不払いをする。 
 
*1円不払いは1970年代に故・市川房枝参議院議員が政治献金に抗議して東電に「電気代1円不払い運動」を展開し、献金を中止させた功績とリーダーシップに敬意を表してですが、いくらでも構いません。 
 
3.不払いすると「支払いのお願い」通知がくる 
 通知に書いてある電気が止められる期日前までに不払い分をコンビニで払う。あるいは在宅していれば通知を持ってくる人にその場で(意見を伝えて)払うこともできます ⇒ 集金コスト増による圧力・期限を過ぎた不払い分には「延滞利息」(1日当たり0.03%、5千円1ヵ月滞納すると約40円)がつきます。1円不払いなら利息はつきませんし、抗議の不払いということが明確です。 
 
日常生活の中から抗議の声を 
一人ひとりの力が世の中を変える! 
 
 たった1円でも、1万人が不払いすればその回収に送金手数料負担、督促人件費等も増えその額は多大になり、電力会社の経営に影響を与えることができます。 
 また電気代のなかには原発推進のための「電源開発促進税」等も上乗せされて徴収されています(標準家庭で月110円)。原発に反対しながらこんな料金を素直に払うわけにはいきません。ゆうちょATMで一時不払いするときに、振込用紙の上部余白に「げんぱつハンタイ」「ゲンパツはハイロに!」「ネアゲ ハンタイ」等のメッセージも書けます(書く位置によってはATMが受け付けないので書き直せるように鉛筆で)。 
 「デモはちょっと〜」という人もこれなら一人で毎月「抗議」できます。 
 
詳しくは: 
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/ 
電気代不払いプロジェクト 


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