2012年06月25日08時16分掲載  無料記事
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中東

シリア反政府勢力への西側からの武器援助 NYT紙報道

  下記のニュ−ヨークタイムズの記事(*)は、CIAの報告として、シリアの反政府組織側に、トルコなどが、武器を供給している事実を明らかにした。これは、すでに、推測されていた(**)ことであるが、それが現実であることがわかった。もちろんこれは米国をはじめとする西側諸国が、トルコ、サウジアラビアなどのパペットを通して、シリア政府を転覆すべく、反政府勢力を後押ししていることを意味する。(バンクーバー・落合栄一郎) 
 
 大方の報道では、シリア政府の市民弾圧に対する市民への人権擁護のためにやっているとしているわけであるが、シリアという国が、西側のコントロール下になく、西側による中東支配にとって目障りであるからである。そうした例は、イラクのサダムであったし、リビアのカダフィであった。彼らは西側諸国に楯突くものであって、様々なでっち上げの理由の下、市民の人権擁護という理由で武力によって政権の座から下ろされた、いや殺害された。また、反イスラエル勢力を殲滅しようというイスラエルの意図にも与している。 
(*http://www.nytimes.com/2012/06/21/world/middleeast/cia-said-to-aid-in-steering-arms-to-syrian-rebels.html?_r=1&pagewanted=all) 
(**落合:日刊ベリタ2012.04.05)) 


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