2012年07月11日10時36分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201207111036043

市民活動

7月13日 来るな!オスプレイ 岩国への先行配備を許さないヒロシマ集会

 日本政府は、沖縄県宜野湾市の普天間飛行場に、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイを強行配備しようとしています。しかし、沖縄では、県知事の反対声明をはじめ、県内の全ての41市町村議会での反対決議、県民の9割の反対と、まさに「オール沖縄」で配備に反対しています。県民の怒りは日ごとに高まり、さる6月17日には、宜野湾市主催でオスプレイ配備に反対する市民大会が5,200名の結集のもと開催され、8月5日には県議会の呼びかけで超党派での県民大会の開催が予 
定されています。 
 
 そのような状況にもかかわらず、日米両政府は反発をかわすため、米海兵隊岩国基地への先行配備を予定し、7月2日、サンディエゴ港を12機のMV22オスプレイを積んだ輸送船は出発し、24日には到着すると伝えられています。今回の配備で地元岩国市、山口県をはじめ広島県側の自治体からも反対の声が上がっています。 
 
 オスプレイは開発段階から何度も墜落事故を繰り返し30人が死亡。実践配備されてからも2010年にアフガンで墜落し、4人が死亡。本年4月にはモロッコで墜落し、2人が死亡。さらに6月には米国で墜落し、5人が負傷。まさに世界でもっとも危険な軍用機です。普天間基地への配備は、米国防長官が言った「世界一危険な普天間基地」に、墜落事故を繰り返す欠陥機オスプレイを強行配備することは、「県民の命を危険にさらし、県民に墜落と死の恐怖を押し付ける」(那覇市議会決議より) 
 
 今回の配備は岩国や沖縄だけではなく全国で訓練を行うことになっており、全国が被害を受ける当事者になります。市民レベルからも「オスプレイ来るな」の声をこのヒロシマからあげていきましょう。 
 
■ お話 : 安次富 浩さん(沖縄県・ヘリ基地反対協代表委員) 
■ 日時 : 7月13日(土) 18:30〜20:30 
■ 場所 : ゆいぽーと(たかのばし、旧Weプラザ女性センター) 
■ 参加費 : 1000円 
 
主催 : 入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃器!ピースリンク広島・呉・岩国 
賛同団体 : 岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会/ 
九条の会・はつかいち/第九条の会ヒロシマ/ 
8.6ヒロシマ平和へのつどい2012(代表田中利幸)実行委員会/ 
郵政労働者ユニオン中国地方本部/ピースサイクル広島ネットワーク/ 
わたしたちの性と生を語る会・広島/ 
 
【会場はわたしたちの性と生を語る会・広島で借りております】 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。