2012年07月21日16時09分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201207211609466

米国

ローンが払えず家を失う米高齢者たち 150万人の行方

  ニューヨークタイムズ(7月19日)に、住宅ローンが払えなくなった中高年が増加しており、50歳以上で家を失った米国人は2007年から2011年までで150万人に上ると報じられた。中でも最もその率が高いのは75歳以上の年齢層だとされる。 
http://www.nytimes.com/2012/07/19/us/foreclosure-rates-surge-for-older-americans-aarp-says.html 
  住宅市場・中古住宅市場は低迷し、40年以上こつこつ払い続けたローンが完済できず、家を売ろうとしても中古住宅で300万円にも満たない価格のケースが紹介されている。失業して、頼りとしては社会福祉の手当が月額10万円ほど入るばかりとなった中高年たちにとって厳しい日々が続いているようだ。家を失い、子供の家族や親せきの家に向かう人も多い。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。