2012年07月29日14時00分掲載  無料記事
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医療/健康

エイズ完治者第一号か  ドイツの元患者が語る

  「デモクラシー・ナウ!」でエイズ完治第一号と思われる元患者が語っている。ティモシー・レイ・ブラウン氏は1995年にエイズ感染と診断された。その後、白血病にも襲われたが、ドイツでその両方の治療に成功した。30年前にエイズが登場してから世界で最初の完治者と考えられている。 
■「デモクラシー・ナウ!」 
http://api.democracynow.org/2012/7/27/the_berlin_patient_timothy_ray_brown 
  このベルリンで行われた治療ではCCR5-delta32という特異な遺伝子を持つ細胞の保持者から骨髄移植をしたとされる。このCCR5-delta32はHIVウイルスに耐性を持っている。そしてこの骨髄移植が成功したと考えられている。 
  番組での説明によればこのCCR5-delta32はタンパク質なのだが、HIVウイルスが細胞に侵入する時の入り口であるCD4細胞に付着し、HIVウイルスの広がりをストップさせるという。 
 
■エイズ治療に光明・新たな遺伝子療法でエイズの根治が可能になるかも?(ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌) 
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110222/218547/?rt=nocnt 
■第十九回、世界エイズ会議 ワシントンで開幕(7月22日〜27日)NHKからhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120723/k10013780221000.html 
村上良太 


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