2012年12月06日00時00分掲載  無料記事
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中東

イスラエルがE1地区にさらなる住宅建設へ  イスラエル紙が報じる

  イスラエルはヨルダン川西岸(ウエストバンク)と東エルサレムに3000戸の新たな住宅を建設する計画を承認したとされる。さらにハーレツ紙によるとE-1コリドールと呼ばれるMa'aleh Adumimから東エルサレムまでの区域にも3400戸の入植計画を検討している模様。この区域にイスラエルが家を建て増すと、ヨルダン川西岸地区が南北に分断されることになる。これはパレスチナ国家建設にとっては障壁となる。 
http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/israel-pushing-ahead-with-new-settlement-plans-despite-world-pressure.premium-1.482598 
  ニューヨークタイムズは社説で、「ネタニヤフ首相の誤り」と題してイスラエルの政策に批判的な論陣を張った。社説ではネタニヤフ首相の新たな植民計画をパレスチナがオブザーバー国家として国連で認められたことへの報復であるとしている。こうしたイスラエルの行動は欧州を困惑させているという。欧州諸国が核兵器問題を巡ってイランと交渉を進める上で、イスラエルのこの政策が障害となりえるからだと説く。 
 
■昨年のハーレツ紙の記事 欧州がイスラエルによるE1地区への植民に抗議 
http://www.haaretz.com/print-edition/news/eu-voices-protest-over-israeli-policies-in-east-jerusalem-west-bank-1.403038 
■「ネタニヤフ首相はイスラエルを奈落に突き落とす」 
ハーレツ紙で「フィクションよりストレンジャー(奇妙)」という連載コラムを書いている哲学者・精神分析学者のカルロ・ストレンジャー(Carlo Strenger)氏は同コラムで、今回の入植計画にかんがみ、国際法に違反し、パレスチナ人の人権を無視した一連のネタニヤフ首相の政策を「自由世界の基準に達していない」と厳しく批判している。 
http://www.haaretz.com/blogs/strenger-than-fiction/netanyahu-is-leading-israel-into-an-abyss.premium-1.482634 
■哲学者・精神分析学者、Carlo Strenger氏のホームページ 
http://people.socsci.tau.ac.il/mu/carlo/ 


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