2013年01月26日13時29分掲載  無料記事
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アジア

いまも続くパークムーン・ダムの悲劇  東北タイの農漁民が官邸前で座り込み

 メコン川の支流ムーン川に23年前に建設されたパークムーン・ダム(ウボンラーチャタニー県)は魚の回遊路を断ち切り、沿岸住民が漁業を営めなくなるなど大きな負の影響を周辺に与えている。沿岸住民ら東北部タイの人々が中心になって政府に問題解決を要求してきているサマッチャー・コンチョン(貧者連合)が、20年以上たった今もダム問題に解決に何ら具体的手段が講じられていないことを訴えるためにバンコクの首相府前に座り込んでいる。要請文は矢に巻かれて首相府内に打ち込まれた。(岡本和之) 
 
 具体的には、前民主党政権時代に約束されていた連続5年間の水門開放と影響調査および被害を受けた約6千家族に対する補償手当の支給を現政権が反故にすることなく速やかに実行することを求めている。 
 
 また、ムーン川中流域のシーサケート、スリン、ローイエット県にまたがるラシーサイ・ダム建設で入会林消失や水田水没などの被害を受けた農民たち(サマッチャー・コンチョンを含む9グループ)も約束された耕作地救済策や環境復興策が履行されていないことを政府と交渉するために2月7日から首相府前に座り込む、と宣言している。 
23日と25日付けプラチャータイ紙が報じていた。 
http://www.prachatai.com/journal/2013/01/44851 
http://www.prachatai.com/journal/2013/01/44911 


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