2013年10月13日13時27分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

211回 国家の秘密は保護されなければならない

安倍政権の戦前、戦中の日本を取りもどそうというくわだては続く 
なにやら自信を強める一方の安倍政権が企むのは 
改憲、いや、さしあたっては解釈改憲で 
集団的自衛権を行使できるようにして 
日本を戦争できる国にすること 
そして本格的に改憲して、戦争放棄の9条を廃棄する 
自衛隊を国防軍にしてしまえば、日本は立派な軍事国家 
そんな日本が必要とするのが、国家の秘密を国民に厳守させる法 
それが「特定秘密保護法」であり、次の臨時国会に 
安倍政権は提出しようとしている 
いわば情報の治安維持法とでもいえようか 
国家が定めた特定の情報の徹底的な管理、保護をしようというものである 
国民の知る権利、報道の自由を弾圧するものである 
などという批判は無視 
国家の安全を、国民の暮らしを守るために 
国はその権力を行使する 
さらに情報を保護するだけではなく 
積極的に情報の収集だって行なうのである 
テロや、反戦運動などの過激な行動を 
企てる可能性のある組織や個人の 
徹底的監視、警備を実行する 
というわけで秘密保護法は 
国家に従順な愛国心に満ちた 
国民を育てることに大いに役立であろう。 


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