2013年10月22日04時39分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201310220439212

アジア

中国による drone(無人攻撃機)の輸出計画

  無人攻撃機ドローンと言えばアメリカやイスラエルの独壇場の印象があるが、中国も生産を行っており、海外のクライアントの開拓に積極的であるという。 
 
  ニューヨーク・タイムズによれば中国製のこのモデルはWing Loongと呼ばれ、航続距離は3000キロに及ぶ。アメリカやイスラエルのドローンより安く、価格はおよそ1億円だという。今年パリの航空ショーに出品された。現在、アフリカやアジアの国が関心を示しているという。またジェット戦闘機のJFー17、対空ミサイルシステムHQー9といった兵器も、輸出に向けたキャンペーンを行っていると書かれている。 
 
 
■ニューヨーク・タイムズ 
  上海のハッカーが米国のドローンの製造方法を盗むべく、ハッキングをしていると記されている。この記事によれば中国軍はドローンの使い方ではテロ対策に使っている米軍と異なり、南沙諸島や尖閣諸島のような領土紛争の火種になっている地域に向けて配備する可能性があるという。 
http://www.nytimes.com/2013/09/21/world/asia/hacking-us-secrets-china-pushes-for-drones.html 
 
■Wing Loong(中国製の無人攻撃機) 
http://www.uasvision.com/2013/06/26/china-claims-six-potential-customers-for-wing-loong/ 


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