2013年10月30日06時33分掲載  無料記事
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米国

<監視される米国民が負担するNSAの経費は高すぎる> スティーブ・ハンケ教授のコラムから

   米ジョンズ・ホプキンス大学のスティーブ・ハンケ教授(経済学)のニュースレターから。 
http://www.cato.org/blog/nsas-rent-too-damn-high 
  ワシントン・ポストの報道によると。目下、批判の嵐にさらされている米政府機関NSAやCIAなどの極秘活動予算は52.6ビリオンドル(526億ドル)に上っており、農業省の予算の2倍、NASAの3倍に登っているという。ワシントン・ポストは以下の記事で、データを挙げている。 
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/special/national/black-budget/ 
  ハンケ教授はそれだけでなく、NSAの経費が課税対象の米国民ひとりあたりに換算すると年間574ドルに上るという。1年で平均するとひとり6万円近い税金を、自らが監視対象になる極秘調査のために米国民は払わされているという。ニュースレターを日本や外国へ送っているハンケ教授もNSAの監視の対象になっているはずである。 


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