2013年11月27日18時32分掲載  無料記事
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沖縄/日米安保

≪twitterから≫自民党は沖縄県民を敵にまわすことになるだろう  伊波洋一

国会議員の辺野古容認を受け、沖縄のアメリカ軍普天間基地の沖縄県外への移設を掲げてきた自民党沖縄県連が、名護市辺野古への移設を容認する方針に転換した。自民党沖縄県連は27日、県議団による議員総会を開いた。国会議員の判断に、県連も従うことを確認した。沖縄県選出自民党国会議員の「辺野古移設」容認に1月の東京行動参加者から自民党本部の圧力と「政治家としての胆力のなさ」に厳しい批判がある。那覇市の県庁前では市民団体が5人の公約破棄を「歴史に残る裏切り」として即刻辞職を求めるビラを配布した。 
 
 
石破幹事長に屈した沖縄選出自民議員5人は石破幹事長を先頭に党本部ての記者会見に臨んだ。石破幹事長は「辺野古移設で5人が容認したと理解していいか」との質問に「そのようなご理解で結構です」と答えた。県選出の二人はうつむいたまま。屈辱的だ 
 
自民党の翁長那覇市長も公約撤回「恥ずかしい。残念だ。何も言いたくない。失うものも多いのではないか」。公明党県本金城幹事長は「残念だ」県外公約を「われわれが仁王立ちして踏みとどまる」。自民党は今日明日にも自民党沖縄県連に容認させる意向 
 
県選出自民議員5氏の公約放棄は沖縄県民への裏切り。辺野古移設反対とオスプレイ配備反対の県民意思を踏みにじるもの。自民党本部は沖縄を切り崩し勝ったつもりだろうが、沖縄県民に大きな屈辱感を与えた。自民党は県民を敵にまわすことになるだろう 


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