2014年01月17日15時57分掲載  無料記事
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検証・メディア

週刊誌の部数(1号あたりの印刷部数)

  日本雑誌協会に週刊誌1号あたりの印刷部数が公表されている。どのくらいの数字なのか、いくつか見てみよう。これは2013年7月〜9月の間の平均数字となっている。 
 
週刊文春    701,200 
週刊朝日    189,367 
週刊現代    558,182 
週刊新潮    567,639 
サンデー毎日  110,625 
AERA      118,693 
http://www.j-magazine.or.jp/magadata/index.php?module=list&action=list&cat1cd=1&cat3cd=2&period_cd=22 
では少し遡って比較してみると、およそ5年前(2008年10月から12月)では以下の通り。 
 
週刊文春    762,693 
週刊朝日    276,184 
週刊現代    424,459 
週刊新潮    681,493 
サンデー毎日  125,542 
AERA      176,159 
http://www.j-magazine.or.jp/magadata/index.php?module=list&action=list&cat1cd=1&cat3cd=2&period_cd=3 
 
  両者を比べてみると、印刷部数を大きく減らしているのは週刊新潮である。5年間で11万部以上落ちている。週刊朝日は8万部以上落ちている。AERAも5万部以上落としている。その他も多少減らしている。一方、逆に伸びているのが週刊現代でなんと13万部以上伸びている。 
 
  週刊誌の印刷部数の減少を販売部数の減少傾向と解釈すれば雑誌の多くが部数の減少傾向にある。雑誌に今、町の人は何を期待しているのだろうか。実は筆者自身、5年前に比べたら〜仕事で国内事情より海外事情を扱うことがめっきり多くなったことも関係しているのだが〜週刊誌を買う回数が激減している。以前なら何か出来事があった時に、週刊誌や月刊誌で特集を読もうと思ったものだが、今はネットを見ることが先に来る。 


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