2014年02月14日03時11分掲載  無料記事
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政治

フランスの左翼党幹部が来日 官邸前で原発廃止を訴える

   フランスの左翼党(Parti de gauche)幹部のコリーヌ・モレル=ダルルー(Corinne Morel-Darleux)氏が来日し、先週、官邸前で原発廃止を訴えた。モレル=ダルルー氏は左翼党の環境政策担当者。フランスは原子力大国だが、フランス国民すべてが原発支持ではない、と語った。そしてこぶしを挙げて「ゲンパツゥハンタイ、ゲンパツゥハンタイ・・・」とコールした。以下はその映像。 
http://www.youtube.com/watch?v=D0LZ6Ays2OQ&feature=youtu.be 
  この党は社会党議員だったジャン=リュク・メランションとマルク・ドレらによって、5年前の2009年に創設された新党。フランス在住の左翼党支持者によれば左翼党は新自由主義に反対すると同時に、既存の社会党にも幻滅しているという。左翼党にはその特徴として社会主義とエコロジーの二本柱があるという。しかし、党員はまだ少なく、仏版ウィキペディアでは党員12000人ほどの模様。しかし創設したメランション氏は2012年のフランス大統領選にも立候補している。 
 
■コリーヌ・モレル=ダルルー氏のブログ 
http://www.lespetitspoissontrouges.org/ 


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