2014年03月14日19時29分掲載  無料記事
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コラム

著者のために何をすべきか? 鬼塚忠

  最近、こんなことを思っています。 
  私たちの会社は著者のために何をすべきか? 
 
  もともと出版(publish)の語源は公共化(public)するというもの。なので目的は著者の本を出すことでなく、著者の言いたいことを、出来るだけ多くの人に伝えることだと思いはじめました。その中の一環として紙の本の出版があるならば、出版以外の方法で、著者の想いを求めている人に伝える方法があるのではないだろうか?と。 
 
  たとえば、この英語の勉強法のノウハウはこれ、というとき。それを文章にし、印刷し、ISBNを付け、流通させ、書店で売る。お金はその逆の流れで回収する。それ以外に著者の勉強法を広げる方はないだろうか?と。 
  というのも書籍の売り上げは年々落ちてきており、本だけに頼ってはいられないということももちろん背景にはある。 
  どうすれば良いか、ずっと思い続けてきました。 
 
  それであるとき、私たちはいいものを見つけました。そして、その会社と協力関係を結び、あるサービスを開始しました。SMASSh(スマッシュ)というものです。 
   http://www.smassh.jp/ 
 動画とスライドを合わせたもの。動画と書籍が組み合わさったようなものです。これを使えば、より効率的に著者の言いたいことを公共化できるのではないかと思ったのです。 
 
  で、今月、この説明会をすることにしました。 
  すでに出版社や個人などが導入を決定しています。 
  もしよろしければ説明会にいらっしゃいませんか? 
   http://publish.smassh.net/ 
 
  すみません。宣伝っぽくなって。 
  しかし「これは、メディアの革命じゃないか」くらいに思っています。伝えたいことを紙よりもはるかに容易に伝えられます。 
  紙の本に愛着があるのは私だけでなく、社員も皆そうです。 
  決して紙に距離を置くというわけではなく、相乗効果を狙っています。 
  もしよかったら冷やかし半分でいらっしゃいませんか?お待ちしております。 
 
鬼塚忠  (作家・出版エージェント) 
「アップルシード・エージェンシー」代表 
http://www.appleseed.co.jp/ 


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