2014年07月09日11時55分掲載  無料記事
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アフリカ

【西サハラ最新情報】 ブログの書き込みで逮捕・収監・拷問

 モロッコ占領地・西サハラの首都に住むモハメド・アルハイサン記者がモロッコ占領当局に逮捕され、モロッコ暗黒監獄に送られました。麻薬をやったわけでもない、人を刺したわけでもない、振れ込みしたわけでもない、、自分のブログに「モロッコ警察が平和デモに参加した西サハラ住民を逮捕した」と、情報を書いただけなんです。 モロッコ占領地でジャーナリスト活動をするのがいかに大変か、本人が一番よく知っていて、最新の注意を払って行動していたはずなのに、、逮捕とは残念無念! モロッコ当局に一度でも捕まると、一生モロッコという監獄で暮らすことになるのですよ、 
 以下に西サハラの最新情報を書きます。モロッコ占領当局さん、御免!  
 
(1)2014年6月27日午後、赤道ギニアの首都マラボで、第23回アフリカ連合AU首脳年次総会が開かれた。54人のアフリカ連合AU加盟国首脳陣の中に、当然、正式加盟国である西サハラ難民政府RASD大統領・アブデルアジズの姿もあった。アフリカ連合AUの前身アフリカ統一機構OAUは1963年に発足し、2002年にアフリカ連合AUと改名された。モロッコを除く、西サハラ難民政府RASDを含む、全アフリカ54カ国が加盟している。本部はエチオピアのアジスアベバにあり、国連に次ぐ第二の国際機関で、影響力も発言力も大きくなった。 
 
(2)2014年6月28日、アフリカ連合AUはジョアキン・シサノ元モザンビーク大統領を、アフリカ連合AU西サハラ特使に任命した。彼の任命は国連安保理常任理事国やマドリッド、パリ、ロンドン、ワシントン、ニューヨーク各地の国連高官に承認されている。さらにシサノ新特使は、中国やロシアの高官とも会談する予定だ。アフリカ連合AU西サハラ特使の役目は、アフリカ最後の植民地・西サハラを一日も早く解放することにある。 
 
(3)2014年7月1日、アフリカ連合AUに加盟していないモロッコは、アフリカ連合AU西サハラ特使の任命に強く反発し、モロッコ外務省声明を出した。「モロッコは、この一方的な決定に関わるつもりは全くない。こんな提案でモロッコサハラ(西サハラのモロッコ通称)に最終決着をつけれるわけがない。アフリカ連合AUは時代錯誤で過激で偏っている」CORCAS(サハラ問題のための王立諮問協議会)発 
 
(4)2014年7月3日、モロッコ占領地・西サハラの首都ラユーンで、モハメド・アルハイサンがモロッコ占領警察に逮捕された。彼がフェイスブックで、モロッコ占領警察と治安部隊が平和デモ参加者とその家や商店を襲ったことを書いたのが、逮捕の容疑だという。彼はモロッコ占領地・西サハラに住むジャーナリストで、これまで西サハラ難民キャンプにあるRASD.TV(西サハラTV)に、モロッコ占領警察や治安部隊が平和デモを弾圧する映像を送っていた。彼は裁判など抜きにラハール監獄に収監された。彼の軍事裁判は7月21日に行う予定だそうだが、いつものように、未定だ。 
 
 モロッコ占領地・西サハラで西サハラ住民が何をやったら、モロッコ占領当局に逮捕されるのでしょうか? 
デモンストレーション、◆―顕顱↓ 西サハラの旗を振る、ぁ\哨汽魯蕕亡悗垢襦
印刷物の発行、ァ.屮蹈阿筌侫Дぅ好屮奪で西サハラ情報を流す、、などなど。ようは、モロッコ占領地に住む西サハラ住民は、自分の思うままに行動できないし、発言できないし、書けないし、、全く自由がない、ということです。 祖国を占領されているということは、奴隷の身に甘んじなければならないということです。 私たち日本人にとっても、明日は我が身、、心して日本を見ていきましょうね! 
 
 
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之 2014年7月9日 
SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子 


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