2014年07月09日13時46分掲載  無料記事
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遺伝子組み換え/ゲノム編集

米国で母乳から高濃度グリホサートを検出

 米国の市民団体Moms Across AmericaとSustainable Pulseが、GM作物の広がりとともに消費量が増え続けているグリホサート(除草剤ラウンドアップの主成分)の人体への残留調査を行った。その結果、母乳や尿から高い濃度のグリホサートが検出された。(WEBサイト「バイオジャーナル」から) 
 
 母乳検査では、米国内の10人の母親からサンプルを提供してもらい、その内3人から検出。フロリダ州の母親が1リットル当たり166μg、バージニア州の母親が同76μg、オレゴン州の母親が同99μgだった。 
 
*参考:1リットル当たり1μg(マイクログラム)=0.001ppm 
 尿と飲料水の検査では、尿35検体、飲料水21検体を検査し、尿では、2013年に「Friends of the Earthヨーロッパ」が欧州で調査した検査結果の10倍の濃度のものがあった。米国の飲料水中のグリホサートの許容限度は1リットル当たり700μgで、これは欧州基準の7000倍にあたる。〔GM Watch 2014/4/7〕 


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