2014年10月01日17時13分掲載  無料記事
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アフリカ

【西サハラ最新情報】 アフリカ諸国、国連総会で西サハラ支援演説 平田伊都子

  2014年9月27日、アルジェリア外相ラムタネ・ラマムラは国連総会の基調演説で国連総長パンギムンに、「西サハラの脱植民地化に、国連は一日も早く着手すべきだ。」と訴えました。 
「国連憲章と国連決議に基づく西サハラ人民の民族自決権を、アルジェリアは変わらず支援していく。NAM・非同盟諸国運動やAU・アフリカ連合などが国連の脱植民地化を加速させるよう、アルジェリアは努力を惜しまない」と、付け加えました。 アルジェリア外務大臣は、国連が国際社会における権威を取り戻すためには自ら創った国連憲章を遵守実行することだと主張しています。 しかし、、世界の大国は、自国の利益を追求することや戦争ごっこをすることに夢中で、小国の名演説などには耳を傾けないのです、、以下にまばらな国連総会の観客を前にして、熱い西サハラ支援演説を繰り広げたアフリカ大統領たちを紹介します。 
 
 2014年9月24日、南アフリカ大統領ジャコブ・ズマは、「南アフリカは、自由と民族自決権を求めて闘う西サハラ人民を、支援し続ける」と、国連総会の基調演説で宣言した。そして、「南アフリカは、違ったパターンの占領と植民地支配に苦しむパレスチナ人民の闘いも、西サハラ人民と同様に支持する」と、約束した。 
 
◆9月25日、ジンバブエ大統領ロバート・ムガベは、「アフリカは、我らの大陸に 
今も残っている最後の植民地・西サハラ問題に深く関与し続けている」と、AU・アフリカ連合の西サハラに対する連帯を強調した。さらに、「これからも、アフリカはアフリカ最後の植民地・西サハラが解放されるまで支援の手を差し伸べる」と、繰り返した。 
 
 9月25日、タンザニア共和国大統領ジャカヤ・ムリショ・キクウェテも国連総会の基調演説で、「昨年に続いて今年もタンザニアは、国連総会と国連安保理に、変わらぬ宣言をする。それは、西サハラ問題の解決に向けて、可能な限りのあらゆる努力を惜しまないという誓いだ。アフリカから植民地を無くさなくてはいけない」と、表明した。 
 
ぁ9月26日、ナミビア共和国大統領ヒフィケプンジェ・ポハンバも、同じく国連総会で、 
「西サハラに関する国連の行動に対して、全面的に支持するように」と、国際社会を促した。その上で、「西サハラ人民が不動の民族自決権を実現できるように、働きかけるのは国際社会の義務だ」と、煽った。 
 
ァ9月29日、南アフリカ大統領が支持するパレスチナ人民を7月から8月にかけてのガザ戦争で大虐殺したイスラエル首相ネタニヤフは、パーテイ―が終わった後の国連総会に登場した。彼の思惑通り、各国の指導者たちは帰国していて会場は空っぽ。ウザったい野次馬がいないことをいいことに、ネタニヤフは勝手な暴言を吐きまくった。<民族大虐殺・ジェノサイド>とガザ戦争を非難したパレスチナ大統領アッバスを、「大嘘つき」と、罵倒した。マスコミ操作に長けているネタニヤフは、空っぽの国連総会の向こうにいる国際社会のメデイアに向かって、「イスラム国とハマス(ガザを治めるイスラム運動組織)は、同じ毒の木から出た枝だ」と、<ハマスはテロリスト>だという宣伝をした。 
 
「ハマスとイランとイスラム国をやっつけろ!」と、イスラエル首相ネタニヤフは国連総会の演壇で、欧米諸国に発破を掛けました。 まさに、イスラエルにとって都合の悪いものには<テロリスト>のレッテルを貼り、「一羽ひとからげに殲滅しろ」と欧米に命令しているようです 
 パレスチナ人民の独立運動を支持する西サハラ人民に対しても、植民地支配者であるモロッコは、西サハラにテロリストのレッテルを貼り、西サハラの独立運動を潰そうとしています。 
 オっと!、 もしかしてモロッコはイスラエルから植民地の扱い方を指導されているのでは??  やばいなあ! 
 
 
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之 2014年10月1日 
SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子 


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