2015年02月28日19時05分掲載  無料記事
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欧州

シャルレ・エブドの定期購読者、襲撃後に20倍に

  イスラム教の預言者、ムハンマドを中傷したとして1月7日にアルジェリア系暴漢たちに襲撃されたパリのシャルレ・エブド紙は襲撃後2度目の号を発行した。2月25日付のワタンが報じた。(「アラブの眼」) 
 
襲撃直後の号は印刷部数が800万部に達したが、今回は250万部であった。定期購読者数は襲撃前の約1万人から襲撃後には20倍の20万部に跳ね上がった。 
 
昨年末には破産寸前であった同紙の収益は3千万ユーロに達すると期待されている。 
 
一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、新たな利益の使い道をめぐってシャルレ・ブリエ社内で意見の対立が生じているという。 
 
結局襲撃で高笑いしているのは誰だろうか。 


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