2015年05月15日13時13分掲載  無料記事
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反戦・平和

戦災傷害者の無念を描くドキュメンタリー映画「おみすてになるのですか 〜傷痕の民〜」 (短縮して再掲載)

「先生、腕を切らないで。親がいないし独身だから働かなくてはならないのです」 
 
  戦災傷害者はみな「あの日」さえなければ・・・心の中でそう思っています。 
 
  1944年11月24日B29来襲。以後東京は110回を超える空襲で焼け野原になりました。1945年3月10日未明の空襲では推定10万人が焼死、40万人が負傷しています。 
  3月13日は大阪、17日は神戸、19日は名古屋でも空襲が続きます。 
  6月末以後、米軍は焼夷弾による焦土作戦を全国でも展開し、55の地方都市で空爆を実行。およそ47万人の市民が空襲で四肢を切断したり、視聴覚障害を負ったりしました。皮膚がケロイドになった人も多数存在します。 
 
  米軍は当初、軍需工場に的を絞っていましたが、兵器生産へのダメージが少ないと判断し、無差別爆撃に方針を転換します。その結果、民間の犠牲者が増えたのです。 
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