2015年07月12日12時51分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201507121251570

市民活動

ファックスで戦争法案の強行採決を止めよう!

 東京の杉原浩司です。政府与党は来週15日(水)にも戦争法案を委員会で強行採決しようとしています。強行採決を食い止めるための条件は(1)維新の党を含めて、野党が一致して決して採決に応じないこと(2)自民・公明の与党内部から、何らかのブレーキがかかること(3)市民が与党に対して、強行採決をするとリスクが高過ぎると思わせること、の3点だと思われます。そのために、限られた日数の中で出来ることは全てやりましょう。ここでは、直接議員に意思表示するファックス(電話)を呼びかけます。 
 
 60年安保の時代にはなかった有効な手段です。使わない手はありません。そうは言っても誰に送ればいいのか、全員に送る時間はないし、という方も多いと思います。私の独断と偏見に基づいて、キーパーソンと思われる9人(名づけて「強行採決させ9(ナイン)」)をピックアップしました。ぜひ参考にしていただければありがたいです。一通でも多くの声を大至急届けましょう! 
 
※なお、議員事務所への電話については、平日の夕方までなら 
衆議院は 03−3581−5111 
参議院は 03−3581−3111 
の代表番号にかけて、議員名を言えば、事務所につないでくれます。 
(この番号を覚えておけば、どこにいても、いつでも議員事務所に意見を伝えることができます。) 
 
※短いものでも構いません。ていねいにお書きください。例文はあくまで参考にして、ご自分の言葉で書いてください(同じ文言のものが集中するとかえって印象が悪くなります)。 
 
※まだの方はぜひ! 送られた方は再度! お知り合いにも呼びかけを! 
 
【関連情報】 
野党5党首が会談 安保法案「強引な採決」阻止確認 時期は合意せず 
(7月10日、産経) 
http://www.sankei.com/politics/news/150710/plt1507100048-n1.html 
 
野党5党首 安保法案の強引な採決認めず(7月10日、NHK) 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150710/k10010146611000.html 
 
----------------------------------- 
 
【強行採決させ9(ナイン)リスト】 
 
※全員同じ文面でも構いません。「強行採決しないでください」だけでもOK。 
 
◆大島理森(衆議院議長/青森3区・衆議院) 
(FAX)03−3508−3932 (TEL)03−3508−7502 
(地元FAX)0178−45−6193 (TEL)0178−45−0088 
 
※衆議院議長として「強行採決はしないでくれ」と言っていたとの報道も。 
「参議院を無視する60日ルールの適用を狙う強行採決は拒否してください」「議長として、官邸と与党の暴走をきっぱりと戒めてください」など。 
 
◆二階俊博(自民党総務会長/和歌山3区・衆議院) 
(FAX)03−3502−5037 (TEL)03−3508−7023 
(地元TEL)0738−23−0123 
(メール) nikai_201212@nikai.jp 
 
※「官邸の暴走にブレーキをかけるべきです」「自民党が本来持っていた懐の深さ、バランス感覚を今こそ発揮してください」「参議院を無視する60日ルールの適用を狙う強行採決だけは食い止めてください」など。 
 
◆佐藤勉(自民党国対委員長/栃木4区・衆議院) 
(FAX)03−3597−2740 (TEL)03−3508−7408 
(地元TEL)0282−83−0001 
(メール) g02103@shugiin.go.jp 
 
※「政府の説明は不十分、今国会での成立に反対という8割を超える圧倒的な民意をないがしろにしないでください」「憲政史上の汚点になる強行採決に国対委員長として加担しないでください」など。 
 
◆江渡聡徳(自民党特別委筆頭理事/青森2区・衆議院) 
(FAX)03−3508−3961 (TEL)03−3508−7096 
(地元TEL)0176−24−3844 
(メール) akinorijimin@oregano.ocn.ne.jp 
 
※江渡議員は、理事会での中央公聴会の議決の際に、「15日、17日には採決しない」と明言しながら、その日の夜に記者会見を開き「個人的な意見だった」と約束破り。「筆頭理事として言動に責任を持ってください」「これほど重大な法案について、参議院を無視する60日ルールの適用は許されません」「筆頭理事として恥ずかしくない委員会運営を行ってください」など。 
 
◆山口那津男(公明党代表/東京・参議院) 
(FAX)03−6551−0806 (TEL)03−6550−0806 
(ご意見フォーム) https://www.n-yamaguchi.gr.jp/contact/ 
(ツイッター) https://twitter.com/yamaguchinatsuo 
 
※「政府答弁は「決めつけ」「すり替え」「ごまかし」だらけ。公明党がかけようとした縛りはことごとく緩んでしまいました」「今、このまま政府案を強行採決することは、歴史に大きく禍根を残します」「暴走する自民党に公明党が歯止めをかける最後のチャンスです」「政権の中にいる責任を今こそ果たしてください」「最低限、参議院を無視する60日ルールの適用を狙う強行採決だけは食い止めてください」「理解すればするほど反対が増える法案はいったん取り下げるべきです」「強行採決に加担すれば、「平和の党」の看板は崩れ落ちます」など。 
 
◆遠山清彦(公明党特別委理事/比例九州・衆議院) 
(FAX)03−3508−3414 (TEL)03−3508−7225 
(地元FAX)098−988−4031 (TEL)098−862−8360 
(ご意見フォーム) http://toyamakiyohiko.com/form 
(ツイッター) https://twitter.com/kiyohiko_toyama 
 
※同上ですが、「理事として委員会の議論が尽くされていないことは良くご存知だと思います」なども。 
 
◆松野頼久(維新の党代表/熊本・衆議院) 
(FAX)03−3508−8989 (TEL)03−3508−7040 
(地元FAX)096−344−4801 (TEL)096−345−7788 
 
※「与党が打診している14日(火)の委員会質疑(定例日は月、水、金)には応じないでください」「強行採決に反対する野党の連携を、しっかりと維持してください」「参議院を無視する60日ルールの適用を食い止めるために、13日の週はもちろん、7月中の採決には絶対に応じないでください」 
 
◆柿沢未途(維新の党幹事長/東京・衆議院) 
(FAX)03−3508−8807 (TEL)03−3508−7427 
(地元FAX)03−5620−3105 (TEL)03−5620−3104 
(ご意見フォーム) http://bit.ly/1HyDEuG 
(ツイッター) https://twitter.com/310kakizawa 
 
※同上ですが、柿沢議員が日弁連の院内学習会に出席されたことについてもふれられたらいいと思います。 
 
◆岡田克也(民主党代表/三重3区・衆議院) 
(FAX)03−3502−5047 (TEL)03−3508−7109 
(地元FAX)059−361−6655 (TEL)059−361−6633 
(メール) webmaster@katsuya.net 
 
※「野党第一党としてブレることなく、与党の横暴を体を張ってでも食い止めてください」「世論は民主党の徹底抗戦を支持します」など。 
 
----------------------------------- 
 
【地元選挙区の議員にもファックス(電話)を!】 
 
※上記のキーパーソンに加えて、地元選挙区の議員などにも、忘れずファックス、電話をしてください。とりわけ与党議員には「あなたの働きぶりを見守ってきました(あるいは注目してきました)が、この法案の強行採決に賛成されるようなら、次の選挙では考え直さざるを得ません」などとご自分の言葉で添えられるのがいいと思います。リストは以下をご参照ください。 
 
◆全衆議院議員名簿(総がかり行動実行委) 
http://sogakari.com/?p=474 
 
◆国会議員の連絡先一覧(りぼん・ぷろじぇくと2015) 
http://bit.ly/1JVva4A 
※例えば「衆議院議員連絡先-党派別」をクリックして、下のタブで党派を選択できます。 
 
◆特別委員会議員リスト 
http://bit.ly/1KW6bOM 
 
◆衆議院「戦争法案」特別委員 要請先一覧 
http://kosugihara.exblog.jp/21288145/ 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。