2015年07月22日10時28分掲載  無料記事
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安倍政権を検証する

日本の将来:今年がその分かれ目−−ぜひ読んで欲しいネット上の論

  2015年、敗戦から70年。日本の将来への分かれ道にあることは日本国民が実感していることであろう。現政権の下で、彼らのやりたい方向に行くとしたら、日本は、市民にとって、とても生きづらい社会になってしまうであろう。(落合栄一郎) 
 
そこで、現政権がやろうとしていることの、間違いを多くの人が知る必要がある。2つの問題がある。安保法案と原発再稼働。 
 
(1)先ず安保法案、これが憲法違反であることは、明確に証明されている。それにも拘らず、数によって、それを衆議院で強硬可決。現在若者を始め多くの人がその廃案を目ざして立ち上がっている。もっともっと多くの国民が立ち上がってほしい。この法案廃棄への論で、非常にわかりやすく、簡潔なものが、若い世代のともかさんの演説(http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253905) です。ぜひ読んでみてください。その1部を引用しておきます。 
 
 
 
“わたしは、戦争で奪った命を元に戻すことができない。空爆で破壊された街を建て直す力もない。日本の企業が作った武器で子供たちが傷ついても、その子たちの未来にわたしは責任を負えない。大切な家族を奪われた悲しみを、わたしはこれっぽっちも癒せない。自分の責任の取れないことを、あの首相のように『わたしが責任を持って』とか、『絶対に』とか、『必ずや』とか、威勢のいい言葉にごまかすことなんてできません。安倍首相、二度と戦争をしないと誓ったこの国の憲法は、あなたの独裁を認めはしない。国民主権も、基本的人権の尊重も、平和主義も守れないようであれば、あなたはもはやこの国の総理大臣ではありません。” 
 
(2)原発再稼働:その最初となるかもしれない川内原発について:川内原発が日本を縦断する活断層の上に乗っていること、それを九州電力側は隠蔽していること、その可能な震度は、規制委が認め、川内原発に許容しているものより高いこと、現在日本近辺は地球の活動期に入っていること、などなど、再稼働は、福島の2の舞を演じる可能性が高いことなど、再稼働は絶対に阻止しなければならない。福島からの放射性物質の拡散は、関東地方にも影響を及ぼしているが、主要メデイアが無視しているので、国民は知らされていない。これらに関して、広瀬隆氏が衝撃的な論( http://diamond.jp/articles/-/74801)を展開している。ぜひお読みください。なお広瀬氏は、最近「東京が壊滅する日」なる著書も発表している。 


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