2015年09月07日16時14分掲載  無料記事
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欧州

「サルコジの両親だって受けれるよ」 パリで移民排除政策への抗議集会

 3歳のシリアの難民の溺死で 移民排除の政策に反対し パリ共和国広場でも抗議集会5日、パリの共和国広場では、「国境を開けよ」「迫害された総ての人々に亡命権を」「私は受け入れに賛成だ」と叫んで、数千人がシリアなどからの難民を支持して集会した。彼らはトルコの地中海に望むボルドリュム(Bodrum)海岸に溺死して打ち上がった3歳のシリアの難民の子供(Aylan Kurdi)の写ったトゥイッターの写真を見て集まった者も多い。(パリ=飛田正夫) 
 
 どうしてそこで子供は死んだのか?そのことでフェースブックで生まれてきた論議とは、「何千という難民を死に追いやる政治的な移民政策に抗議し、受け入れ承認には賛成しよう」ということであったと集会の組織者の一人である哲学者アンドレ・グリュックスマンの息子のラファエル・グリュックスマン氏は答えた。会場には歌手で女優の英国人ジャン・ビルキンさんや前トップレディーでジャーナリストのヴァレリー・トリールヴァイレールさんも、共産党や社会党などの党員に混じって参加していた。 
 
 集会では、「サルコジの両親(ハンガリア人)も受け入れるよ。バルツ首相の両親(スペイン)も、そのほかの人々だって勿論」と書かれた緑の党のパンカートが面白い。サルコジが移民でありながら移民排斥の先頭に立ってきたのがわからない。緑の党のセシルさんが大きく見える。 
 
 フランスの多くの人権擁護団体や人種差別に反対する協会などが週末の参加をナントやトゥールーズなど多くの町で呼びかけていた。明日はブルターニュ地方の首都ルーアンで集会が開催される。 
 
飛田正夫「フランス・メディアの旅」から。 
http://franettese.blogspot.jp/ 


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