2016年03月02日19時43分掲載  無料記事
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市民活動

シベリア抑留者支援センターEメイル・ニュースNo.36(2016.2.25)

 抑留体験者や次世代による絵画や音楽などの表現、映画、TV番組などが注目を集めています。作品の入手と保存に力を入れています。ぜひ情報を提供ください。3月5日から不定期で「シベリア抑留・ビデオ塾」も始めます。(⇒詳細は催物案内欄に) 
 
【お詫びと訂正】前号「No.36」と表示しましたが、「No.35」の間違いでした。今号が「No.36」です。お詫びして訂正します。 
 
《情報&催し物案内》 
 
◆シベリア抑留・ビデオ塾―映像で知る・学ぶ捕虜・抑留問題― 
 昨年開催しましたビデオの上映会が好評でしたので、「シベリア抑留・ビデオ塾」として随時開催します。 
シベリア抑留・捕虜問題をテーマにした映像・番組を2本程度上映し、終了後に感想や意見・情報を交換したいと思います。1990年代の古い作品や「シベリア抑留記録・文化賞」候補作も上映します。 
ふるってご参加下さい。 
<日時>3月5日(土)14:00〜17:00(開場13:30) 
<会場> 大阪経済法科大学・麻布台セミナーハウス4F中研修室 
(地下鉄日比谷線「神谷町」下車1番出口から徒歩5分) 
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html 
<上映予定>(*上映後に解説と感想・意見交換予定) 
「長岡花火のキセキ〜白菊とフェニックス」 
(*花火に托した元抑留者・嘉瀬誠次さんの思いと日ロ交流をたどった作品。新潟放送制作、2015.1.3.放送、45分、ナレーション=宇崎竜童。2015年度JNNネットワーク協議会賞大賞受賞。) 
「戦後70年スペシャル 還らざる魂魄〜シベリア・死者たちの声が聞こえる〜」 
(*遺骨収集の現場と現状を取材、宮崎静夫・田中猛さんら登場。テレビ熊本制作、2015.12.28.放送、75分、ナレーション=寺田農。) 
<参加費>500円(予約不要・どなたでも参加できます。) 
<連絡先>シベリア抑留者支援・記録センター(TEL)080−5079−5461 
 
◆シベリア抑留研究会 
<日時>3月12日(土)14:00〜17:00 
<会場>大阪経済法科大学麻布台セミナーハウス4階中研修室 
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html 
<報告>佐藤知也さん(平壌・龍山会会長)「平壌12年間のこと、最近の墓参のこと」 
*父の信重氏は北朝鮮工業技術連盟日本人部次長だったが、逮捕されてシベリア送りとなり、56年12月の最終引揚船で帰国した。 
次男知也氏の著書が『平壌で過ごした12年の日々』(光陽出版社、2009年)。知也氏は2012、15年の北朝鮮墓参団長を務めた。 
<連絡先>富田武(tkshtomita@jcom.home.ne.jp) 
 
◆ワークショップ��シベリア抑留をどう教えるか?�� 
小・中・高校、大学の現場や地域で、いまシベリア抑留をどう教えて、伝えていくべきか?教材は何を使えばよいのか、教える側・教わる側の双方から、実践的な意見や情報を紹介いただき、交流・交換したいと思います。 
<日時>3月26日(土)14:00−17:00(開場13:30) 
<会場> 大阪経済法科大学・麻布台セミナーハウス4F中研修室 
<内容>シベリア抑留について教えた・学んだ体験発表、教え方・伝え方についての意見・情報交換、教材・ビデオ・紙芝居などの紹介、交流 
<参加費>500円(予約不要・どなたでも参加できます。) 
<連絡先>シベリア抑留者支援・記録センター(TEL)080−5079−5461 
 
◆「日ソ捕虜・収容所協定」25周年記念の集い 
 1991年にゴルバチョフ大統領が来日し、初めて公式に死亡者名簿を手渡しましたが、その際に、日ソの外務大臣が署名して「捕虜収容所に収容されていた者に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定」が締結されました。 
あれから四半世紀=25年が経ちますが、この協定に盛られていた死亡者情報の提供、遺骨引き渡しはどこまで進展し、達成されてきたのでしょうか?現時点での課題は何でしょうか?今後、課題を解決するために、この協定で充分でしょうか?不十分だとすれば、何をどう補強し、加えていけばよいのでしょうか? 
安倍首相の訪露、プーチン大統領の来日も検討されている中で、25年を迎えた協定の意義と現状、今後について考えたいと思います。ふるってご参加下さい。 
<日時>4月18日(月)14:00〜16:30(13:30開場) 
<会場>衆議院第2議員会館第1会議室(地下1F) 
*13:30より衆議院第2議員会館玄関で通行証を配布します。 
<*入場無料・予約不要> 
<内容>1991年協定の意義、実施状況・成果・問題点について報告と意見交換 
<申込・問合せ> 
(TEL)03−3237−0217/080−5079−5461 
(Fax)03−3237−0287 
(E−mail)cfrtyo@gmail.com 
 
◆世田谷美術館分館で久永強のシベリア・シリーズを展示中 
「画家と写真家のみた戦争―宮本三郎、久永強、向井潤吉、師岡宏次」 
戦後70年という節目の年に、世田谷美術館収蔵品から、宮本三郎(1905−1974)、向井潤吉(1901−1995)、久永強(1917−2004)、師岡宏次(1914‐1991)の4人の作家に焦点をあて、戦争という特殊な体験が反映したそれぞれの作品をご紹介します。 
 
宮本三郎と向井潤吉は、戦前に渡欧し西洋美術とじかに接し、ともに二科展で作品を発表していた洋画家です。2人はそれぞれ従軍画家として戦地に赴き、現地での緊迫した空気や兵士たちの表情をスケッチで残すほか、数々の作戦記録画を軍部より依頼されて制作します。戦後、それぞれの戦争の記憶は作品の中に取り込まれていきました。宮本は「痛ましい悲劇的な前代」をテーマに据え、現代のピエタとして《死の家族》を描き、そして向井は、不安と喪失感に怯える復員兵の姿を《漂人》として描きました。 
 
 久永強が自らのシベリア抑留体験を絵画として表現し始めるのは74歳、戦後30年以上経てからのことでした。熊本県でカメラ店を営み、クラシックカメラでは修理の名人として知られていた久永は、60歳で始めて絵筆を取り、香月泰男の「シベリア・シリーズ」との出会いを契機に、自らの体験を描くことを決意します。《お化け茸》は空腹に苛まれていた捕虜たちが血眼で発見した最高のごちそうであり、久永はこの光景を、極限に身を置く人間の心理として描き出しました。 
 
 師岡宏次は、写真雑誌や海外宣伝雑誌の編集者でしたが、戦後にフリーの写真家となりました。不安と戦争の重圧を感じる戦時中、フィルムを疎開させるために武蔵野の農家に度々通い、農作業に励む人々や自然の姿に救いを見出し、撮影を重ねました。また終戦直後には、荒廃した銀座の様子を冷静な眼差しで捉えています。 
 
 本展を通じ、戦争という過酷な状況下で制作された作品をご覧いただくとともに、時の経過のなかで、それぞれの作家が心の内に醸成した戦禍への想いを感じとっていただければと思います。 
 
*参考:http://blog.goo.ne.jp/hj_ondr/e/3d67290da17a584f491354e352e36b0d 
《2014年08月19日 読書 【書評】久永強(絵・文)『友よねむれ――シベリア鎮魂歌(レクイエム)』(福音館書店、1999年) 小野寺秀也》 
 
<会期>2016年3月21日迄(月・振替休日) 
<休館日>毎週月曜日 
<会場>世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館 
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/access.htm 
<開館時間>午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで) 
<観覧料>一般200円(160円)/大・高生150円(120円)/小・中学生、65歳以上、障害者の方100円(80円) 
 
 
◆新宿・平和祈念展示資料館 春の特別プログラム「観てみよう、聞いてみよう 戦争のこと」 
 新宿・住友ビル48階の平和祈念展示資料館は、春の特別プログラムとして、戦争に関する映像作品の上映会や、体験者による語り部お話し会などを行う。 
春休み期間中は映像作品にアニメ映画を加え、館内ガイドツアーも実施。 
<地図>http://www.heiwakinen.jp/goriyou/index.html 
第1弾 平成28年2月20日(土)〜3月13日(日)の土日 
第2弾 平成28年3月19日(土)〜3月31日(木)の毎日 ※3月28日(月)は休館 
 
*3月21日(月・振休)14:00〜特別企画「シベリア抑留と収容所で歌った��うた��」 
 シベリアでの抑留体験を語るとともに、収容所の生活のなかで、心のささえになった��うた��をアコーディオンの伴奏で振り返える。 
<語り部>牛窪剛(うしくぼつよし)さん(抑留体験者) 
〔プロフィール〕大正14(1925)年8月、神奈川県生まれ。昭和20(1945)年1月、新発田連隊に入隊後、朝鮮・会寧の第75連隊に配属。終戦後、ソ連軍により武装解除され、シベリアのホルモリンで抑留生活を送る。抑留中、森林伐採作業のほか、鉄道敷設作業に従事。政治経済講習所で4ヶ月間教育される。昭和23(1948)年6月、ナホトカから京都府の舞鶴港に復員。 
<アコーディオン伴奏>坂田佳奈子さん 
<歌>和田弥一郎さん 
 
◆「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」候補者選考論文募集のご案内 
 一昨年(2014年)5月11日に逝去された村山常雄さんの抑留死亡者研究、名簿作成に尽力された不滅の業績を長く伝え、鑑とし、若手の研究者によるシベリア抑留研究を奨励するため昨年創設された「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」、第1回の募集と選考を以下の要領で行います。 
1)対象: 授賞対象はシベリア抑留関係の論文類を発表した若手研究者。(40歳以下で、国籍・言語は問いません。) 
2)募集期間: 2年に1回とし、第1回は2016年3月末までに発表された論文を対象とし、公募します。 
3)発表: 2016年4月下旬予定(贈呈式は5月の予定) 
4)賞金・副賞: 賞金は20万円。副賞は「捕虜体験記」(全8巻) 
5)選考: 選考は選考委員会が行います。 
*問い合わせ先:シベリア抑留者支援・記録センター 
(TEL)03−3237−0217 
(E−mail)cfrtyo@gmail.com 
 
 
◆【図書・資料ご案内】*事務局で取扱中 送料は100円 
加藤九祚著『わたしのシベリア体験から』(関記念財団、2015年)400円 
原田充雄著『シベリア抑留・虜囚の詩』(自費出版、1999年)2,000円 
池田幸一著『アングレン虜囚劇団』(サンケイ出版、1981年)1500円 
 
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【事務局より】 
 昨年12月26日に開催したビデオ上映会が好評でしたので、3月5日から「シベリア抑留・ビデオ塾」を逐次開催したいと思います。また、「シベリア抑留をどう教えるか」をテーマにしたワークショップも3月26日に開催します。ふるってご参加ください。 
 
 元抑留者が遺された資料・原稿・図書などをご遺族より寄託され、大阪経済法科大学・アジア太平洋研究センター(東京・麻布台セミナーハウス7F「抑留問題資料室」)で整理作業を行っています。作業を手伝って下さるボランティアを募集中です。当面、毎週月曜日を作業日にしています。 
(2/29,3/7、14 10:30〜15:00、3/21は祭日で休みです。) 
 
 資料等を寄贈いただく場合は、下記の宛先にヤマト・宅急便(着払い)でお送り下さい。 
⇒ 〒106−0041 東京都港区麻布台1−11−5 大阪経済法科大学・麻布台セミナーハウス7F 抑留問題資料室あて(TEL)080−5079−5461 
 
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シベリア抑留者支援・記録センター 
(E-mail)cfrtyo@aol.com / cfrtyo@gmail.com 
(Fax)03−3237−0287 
(Tel)03−3237−0217 / 080−5079−5461 
(住所)〒102−0074 東京都千代田区九段南2−2−7−601 


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