2016年03月05日00時05分掲載  無料記事
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米国

検証されるヒラリー・クリントン元国務長官のリビア攻撃策 オバマ政権のタカ派元国務長官

  5年前の今月、米国のリビア軍事介入が始まったとして、ニューヨークタイムズや「デモクラシー・ナウ!」などでヒラリー・クリントン氏の責任問題の検証が行われている。 
 
  リビアのカダフィ政権の攻撃は国連決議違反であっただけでなく、リビア国家が崩壊したほか、兵器がここから拡散し、結果的にアラブ諸国各地を悲惨な戦場にすることになった。さらにベンガジでは米大使らも殺された。現在、リビアはイスラム国戦士が拠点にしつつあり、石油精製施設に攻撃を繰り返している。当時、国務長官だったヒラリー・クリントン氏はオバマ大統領にリビア軍事介入を進言し、英仏軍とともにカダフィ政権を崩壊させた。 
 
 
■「デモクラシー・ナウ!」The Libya Gamble: Inside Hillary Clinton's Push for War & the Making of a Failed State 
(リビアのギャンブル ヒラリー・クリントンのリビア軍事介入策と国家の崩壊) 
http://www.democracynow.org/2016/3/3/the_libya_gamble_inside_hillary_clinton 
 
■ニューヨークタイムズの2回シリーズの検証記事 
http://www.nytimes.com/2016/02/28/us/politics/hillary-clinton-libya.html 


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