2016年03月15日13時22分掲載  無料記事
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市民活動

3月25日公開講座:オシャレをつくる人と着る人と−−ファストファッションの構造問題

 華やかなファッションの背後で、そこで働く労働者のうめき声が聞こえます。日本を代表するファストファッション企業ユニクロの中国委託工場で起きている労働者の人権侵害を調査、告発している香港の労働NGOが来日、3月25日、報告集会を開きます。報告集会には日本のNGO,市民団体が協力しています。この問題は世界のアパレル産業を背後で支えている構造的暴力の一環でもあります。(大野和興) 
 
≪案内≫ 
 
 カジュアル、豊富なバリエーション、そして大量生産、大量消費のコストパフォーマンスを売りにするファストファッション。それを支えるメイド・イン・チャイナの過酷な労働問題が話題になりました。それは一工場、一企業だけの問題ではなく、アパレル業界全体にかかわるグローバルな構造の一端です。昨年ユニクロの中国委託工場での労働問題のレポートで大きな注目を浴びた香港のSACOM(Students & Scholars Against Corporate Misbehaviour)が来日し、中国、バングラディシュ、カンボジアなどに広がるグローバルなサプライチェーンの構造的問題を報告し、過酷な労働でなりたつファストファッションの消費文化を考えます。 
 
報告・発言者 
ソフィー・チェンさん SACOM(香港) http://sacom.hk/ 
伊藤和子さん     ヒューマンライツ・ナウ(HRN) 
大野和興 さん     日本消費者連盟共同代表 
 
日時:3月25日(金) 18:30〜20:30(開場18:15) 
会場:明治大学駿河台キャンパス・研究棟4階第一会議室 
地図: https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html 
 
※ 会場への行き方:高層のリバティータワーの後方(神保町側)にある建物です。リバティータワー正面玄関を入って、左手奥(左手横は図書館)に進むと出口があります。出口を出ると研究棟の入口があり、エレベータで4階に上がり、正面の会議室です。 
※ 無料です。予約の必要はありませんが70名先着順です。 
 
主催:Students & Scholars Against Corporate Misbehaviour(SACOM)、明治大学労働教育メディア研究センター 
協賛:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ、NPO法人アジア太平洋資料センター、Labor Now、ATTAC(首都圏)、日本消費者連盟 
問合せ: labored(at)meiji.ac.jp (at)を@に置き換えて送信下さい。 
関係ウェブサイト: http://www.kisc.meiji.ac.jp/~labored/activities/uniqlo.html 
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