2016年06月23日00時20分掲載  無料記事
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国際

ND米紙ウィークリーニュース第87号(June 21, 2016)

●目次● 
 
【沖縄 米海軍兵による交通事故 在日米海軍が全面禁酒】NYT 6/6 
After Okinawa Car Crash, U.S. Prohibits Its Sailors in Japan From Drinking 
 
【欧米出身のIS構成員 IS離脱支援を要請】WSJ 6/6 
Islamic State Members From the West Seek Help Getting Home 
 
【中国軍艦の侵入 日本、中国大使を呼び出し抗議】NYT 6/9 
Japan Summons Chinese Envoy After Naval Ship Nears Disputed Islands 
 
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【欧米出身のIS構成員 IS離脱支援を要請】WSJ 6/6 
Islamic State Members From the West Seek Help Getting Home 
 6月6日付けのウォール・ストリート・ジャーナル紙は、欧米出身のISメンバーがISに幻滅し、出身国政府に帰国支援を求めるケースが増えていると報じた。 
 欧米の政府関係者によると,シリアやイラクでISに参加し、その後、帰国した欧米出身者は数百人に上るという。欧米諸国は、帰国支援要請を受けるにあたり、パリやブリュッセルで起きたテロ事件を想起して警戒感を強めていると同紙は伝えている。 
 ISを離脱した欧州出身メンバーは、まずトルコに着くと、トルコや出身国の当局者から危険人物でないかどうかチェックを受けるという。ドイツの当局者は2日、シリアから来たISメンバー3人を、テロを企てていた疑いで拘束したと述べた。また、外交官らの話として、トルコに辿り着いた欧米出身の戦闘員は、少なくとも1カ月間に亘ってトルコの情報機関に拘束され、尋問を受けてから各国の大使館に引き渡されると同紙は伝えている。 
 ISの外国人戦闘員は、ピーク時には、約4500人の欧米出身者を含めて約2万人いたという。しかし、オバマ米大統領の国土安全保障及びテロ対策顧問を務めるリサ・モナコ氏が推計したところでは、現在、シリアとイラクにいるIS戦闘員は全体で約2万5000人。戦闘による死亡などで、1年前から約1万人減っているという。 
 また同紙は、ISを離脱したシリア人の「ISは離脱した者を処刑すると脅しており、地雷を埋め、検問も設けている」という発言を伝えている。 
 
【中国軍艦の侵入 日本、中国大使を呼び出し抗議】6/9 NYT 
Japan Summons Chinese Envoy After Naval Ship Nears Disputed Islands 
 6月9日付けのニューヨーク・タイムズ紙は、中国軍艦が9日、尖閣諸島付近の係争水域内に初めて侵入したことに対する日本政府の懸念を報じた。 
 同紙によると、日本政府は中国軍艦の係争水域内への侵入を確認した後、同日午前2時に中国大使を外務省に呼び出し、抗議を行ったという。 
 また、菅義偉官房長官は記者会見で「中国の行動は、一方的に緊張をエスカレートさせるものであり、我々はこの度の中国の行為に大きな懸念を抱いている」と述べ、安倍首相が海上自衛隊と海上保安庁に対して警戒態勢に入るよう指示したことを明らかにした。 
 一方、中国国防部は、軍艦が係争水域に侵入したことに関しては明言していないものの、尖閣諸島周辺の海域に船が侵入する権利を主張しており、声明で「釣魚群島、および関連する島々は中国の領土である。自国の軍用艦艇が国の管轄の下で領海を通行するのは妥当かつ合法であり、他国が無責任に口出しする権利はない」と述べている。 
 
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