2016年08月30日22時40分掲載  無料記事
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コラム

2040年の歴史の授業

  2040年の歴史の授業はどんなものだろう。たとえばこんな風景だろうか。中学の歴史の授業。先生が生徒におさらいで問いかける。 
 
先生 「第二次世界大戦後、日本経済を立て直した政治家は誰かな?山田」 
 
生徒1 「安倍首相です」 
 
先生「その通り。アベノミクスの三本の矢はもうしっかり頭に入ったよね。これは絶対に試験に出るからね。アベノミクスのおかげで、生産が拡大し、労働者の給料は大きく増え、消費が増えたんだったね。それでは、日本の国防を立て直し、世界で再び戦える国にした政治家は誰かな、田中」 
 
生徒2「安倍首相です」 
 
先生「その通り。教科書の131ページに出ています。平和安全法制を突破口に、次々と意表を突く政治技術で、誤った左翼政治家たちを撃破したんだったね。「左翼」というのはなんでも反対する人たちを総称してそう言っていたんですね。まだ政府に反対する政治家が集まる「野党」という集団が存在した頃のことです。ではその安倍首相の外交方針は何だったかな?鈴木」 
 
生徒3「積極的平和主義です」 
 
先生「よくできました。積極的平和主義。これは重要だから覚えておいてね。ではリオのオリンピックで土管から出てきたのは誰だったかな?山本」 
 
生徒4「安倍首相です」 
 
先生「その通り。安倍首相が土管から出てきたので世界中の人々が驚き、熱狂したんだね。」 
 
生徒5「でもどうして土管から出てきたんですか?」 
 
先生「それはな、先生にもわからん。そんな難しい話は試験には出ないから考えなくていいぞ」 


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