2016年09月18日22時50分掲載  無料記事
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市民活動

総がかり行動実行委員会が秋の臨時国会に向けて今後の運動展開を発表

 戦争法の廃止、立憲主義の確立、安倍政権の政策転換・打倒をめざして活動する超党派の「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は、秋の臨時国会開会を控えた9月15日、衆議院第一議員会館において記者会見を開き、今後の運動展開について発表した。 
 出席したのは、高田健さん(解釈で憲法9条壊すな!実行委員会)、福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会)、小田川義和さん(戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター)、米山淳子さん(女たちの平和実行委員会)、菱山南帆子さん(安保関連法制に反対するママの会)の5名。 
 司会を務めた高田さんによると、20団体で構成する総がかり行動実委はこの度、組織改革を行い、共同代表制を採用して高田さん、福山さん、小田川さんの3名が共同代表に就任するとともに、日常的な様々な問題に対応していくための意思決定機関として10名弱からなる運営委員会を組織するという。 
 
 福山共同代表は、総がかり運動の現時点までの総括及び今後の取組等について、次のとおり報告した。 
(1)総がかり運動の主要な特徴 
 ^打楴公政権の暴走の中で、平和・民主主義・憲法が戦後最大の危機にあるとの認識がある。 
◆。魁Γ隠院陛貽本大震災)を契機に自らが関わってきた運動・運動体の弱点・限界についての自覚がある。 
 労働団体と市民団体、市民との共闘を目指してきた。 
ぁ ̄親扱于瓩販場の違いを超えて、非共産党系団体と共産党系団体との共闘を目指してきた。 
ァ\策の実現を目指して、選挙闘争も含めて野党共闘の形成を目指してきた。 
 
(2)総がかり運動の現在までの到達点 
 安倍自公政権を大きく揺さぶり、追い詰めたが、戦争法廃止と安倍政権を打倒するだけの運動を組み立てることはできていない。しかし、総がかり運動の取組の強化・拡大の中で、次への展望は確実に見えてきている。 
 
(3)安倍自公政権に対抗する主要な取組と戦術 
 ‐霎に対応した戦術配置を基本に取り組む。 
◆ 孱隠稿の日」行動、「第3火曜日」街頭宣伝行動を継続して取り組む。 
 戦争法の具体化反対に取り組む(対政府交渉の設定、閣議決定日の緊急行動、青森現地集会の開催等)。 
ぁ〃法改悪の動きに反対して取り組む(全国的憲法学習運動の展開、憲法擁護自治体決議を求める取組、衆参憲法審査会の傍聴行動と報告集会の開催等)。 
ァ_縄問題で「国会包囲実行委員会」「オール沖縄会議」との連携を強化する(沖縄県の地元での動きと連携した大集会の開催、一大署名運動の展開、沖縄現地への派遣・支援、土砂搬出反対闘争との連携、裁判闘争との連携等)。 
Α”郎ぁΤ丙慌歛蠅房茲蠢箸燹僻鸚亀労働、生活困難など権利が保障されていない市民との連帯を深める)。 
А。機Γ碍法集会の準備開始(今年の枠組みを基本に、東京・有明防災公園で開催予定)。 
─―圧脹〜挙闘争での市民連合・野党共闘の強化・発展に取り組む。 
 安保法制違憲訴訟の支援に取り組む。 
 脱原発運動との連携 
 
(4)当面の具体的取組 
 ゞ行採決から1年・戦争法廃止!9.19国会正門前行動 
〔9月19日(月・祝)15時30分〜17時〕 
◆。后ィ横欧気茲Δ覆藐業さようなら戦争・大集会 
〔9月22日(木・祝)11時〜、代々木公園B地区・けやき並木〕 
 安倍政権の暴走止めよう!9・26臨時国会開会日行動 
〔9月26日(月)12時〜13時、衆議院第二議員会館前路上を中心〕 
ぁ。后Γ横呼本政府による沖縄への弾圧を許さない集会 
〔9月28日(水)18時30分〜、日比谷野外音楽堂〕 
ァ^楕殍\違憲訴訟裁判報告集会 
〔9月29日(木)17時〜18時、参議院議員会館B107(地下1階)〕 
Α。横娃娃伊署名の提出行動 
〔10月5日(水)11時〜、議員会館〕 
А\鐐菲’兒漾憲法をいかそう!総がかり行動シンポジウム 
〔10月6日(木)18時30分〜21時、北とぴあ・さくらホール〕 
─\朕晃獣禄顕顱
〔10月30日(日)〕 
 
 また、福山共同代表は衆議院選挙闘争について、野党共闘で闘うことが前提になるだろうと語っている。 
「参院選での野党共闘ができていなかったら、民主党の惨敗は必至だったのではないかと思います。野党が連携したからこそ、あそこで留まることができたと言えるでしょう。次の展開、展望も見えてきたと思います。 
 衆院選については、2014年12月の前回選挙結果で見れば、野党が共闘すれば議席数は60増になりますので、次の衆院選も野党共闘で闘うのは前提になると思います。 
 10月23日投開票の衆院補選(東京10区、福岡6区)でどういう野党共闘が実現していくかは、はっきり見えてきていませんが、野党協共闘が実現するとなれば、市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)に結集する形で総がかり行動も支援していきたいと思います」 
 
 小田川共同代表は、「総がかり行動実行委員会は、市民と団体の運動の拠り所としての役割を果たしていきたい」と語った。 
「“総がかり行動”と名乗っているかどうかは別として、一日共闘や恒常的な枠組みを含めて、全国33の道県で総がかり行動的なことが実践され、私が承知しているところでは250を超える地域で同様の塊ができています。そういう共闘が、2000万署名運動で1400万筆を集約するという結果を生み出し、7月の参院選では野党統一候補が11選挙区で勝利するという成果を生み出したと考えています。 
 中央に結集している20団体、賛同9団体、同時に全国で同じ思いを持った人たちを広げ、同時期に行動を起こしていく、そういう呼びかけ、リーダーシップを総がかり行動が取っていくことが必要だと思っています」 
 
 さらに運営委員会を代表して、米山・菱山両運営委員がそれぞれ決意を表明した。 
「平和に対する女性の思いを結集していきながら、草の根の段階、中央段階を含めて、より厚みを増したような取組を安倍自公政権にぶつけていきたい」(米山淳子さん) 
 
「地域の総がかり行動をたくさん作っていって、市民の大きな力で、国会外から国会内の多数派の横暴を無力化するような闘いを進めていきたい。次の世代の子どもたちに平和憲法を手渡していけるよう、ここでしっかり踏ん張って闘っていく」(菱山南帆子さん) 
 
 総がかり行動実行委員会の最新情報は、以下の総がかり行動ウェブサイトで確認願いたい。(坂本正義) 
http://sogakari.com/ 


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