2016年09月24日19時09分掲載  無料記事
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反戦・平和

杉山千佐子さん、亡くなる 享年101 民間の戦災傷害者として無念の思いを糧に国に問いかけ続けた女性

  名古屋大空襲で被災し、片眼を失ったのち、戦後、全国戦災傷害者連絡会を立ち上げ、民間人の戦争被害者にも国は補償をせよ、と戦時災害援護法の制定を訴え続けた杉山千佐子さんが9月18日、亡くなった。101歳だった。 
 
  国は杉山さんの訴えを却下し続けた。「軍人には雇用関係があるから補償もする。民間人には雇用関係がないから補償できないという。それならどうして国民を死に追いやったのですか?」と杉山さんは訴えていた。 
 
 
■戦災傷害者の無念を描く  ドキュメンタリー映画「おみすてになるのですか〜傷痕の民〜」 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201607111115471 
■【テレビ制作者シリーズ】(8) 反戦に意志を貫く個を描く、林雅行さん 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200911011100010 


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