2016年10月02日17時06分掲載  無料記事
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2016 沖縄  夏の終わりに絶景旅  座喜味城 (読谷村/よみたんそん)  大原英樹 

  琉球王朝の王様になった気分で見渡す青い海、美しい岬や海岸線。 
 
  水平線に島影を見つけては、指さして名前を言ってみます。見えないとわかっていても、快晴に恵まれたことを伝えたくて、島々に手を振って挨拶をするのでした。 
 
  座喜味城(ざきみぐすく・ざきみじょう)は、沖縄県中頭郡読谷村にあったグスク(御城)の城趾である。1416年-1422年に読谷山の按司護佐丸(ごさまる)が築城したとされている。城門のアーチに楔石を用いており、戦国時代の要塞として最高傑作といわれ、戦火を逃れたため保存の良い状態で残されている。2000年11月首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている。 
(ウィキペディアなど参照) 
 
  本来、木造と赤瓦などの建材を組み込んだ中国と日本建築の融合、みたいな本殿があったのですが、今は石組みが残るだけ。それが石の建築が多い欧州みたいに見える、不思議な楽しさの場所です。世界遺産になったばかりの頃は騒がれても、のど元過ぎれば流行が終わり静かな田舎に戻る。日本らしい名所です。 
 
 
大原英樹 (編集プロダクション・ディレクター) 
大原造形研究所 代表 


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