2016年10月22日14時21分掲載  無料記事
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政治

衆議院東京10区補欠選挙で民進党鈴木庸介候補の選挙事務所から連合スタッフが「消える」 IWJが報じた

 10月23日に投開票が行われる衆議院東京10区補欠選挙で、民進党候補で、野党がそって押している鈴木庸介候補の選挙事務所から、民進党最大の支持母体である「連合」のスタッフが姿を消すという出来事が21日にあった。東京10区といえば小池百合子都知事の懐刀といわれる自民党公認の若狭勝候補が優勢を伝えられているところ。そこへ鈴木候補が民進党候補として名乗りを上げたのだが、民進党の最大の支援組織である連合が選挙も最終局面にきた時点で選挙事務所から「撤収」した。何があったのは、市民メディアIWJ(Independent Web Journal)が詳しく報じている。(大野和興) 
 
 つい先日、新潟知事選で民心をのぞく野党が押す米山候補が劇的な勝利を収めたばかり。新潟と異なり、東京10区では民党が候補を出し、野党3党も候補者への推薦を出していない。しかし現実の選挙戦は、野党総がかりで取り組まれている。20日には、共産党・志位和夫委員長、自由党・山本太郎共同代表、社民党・福島みずほ副党首、さらには民進党からも安住淳代表代行が登壇、共同街宣を行ったりしている。しかしここにも肝心の鈴木候補は姿を見せす、ツイッターなどで批判を浴びていた。 
 
 こうしたねじれの背景には野党統一を嫌う連合の存在があった。今回の「異常事態」もそのあらわれとみられ、IWJでは連合東京を取材するなど、その背景と連合の思惑を追っている。 
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/340730 


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