2016年10月24日11時27分掲載  無料記事
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国際

ワンダーウーマン・メラニア  トランプを助けれるのは彼女しかない!  平田伊都子

。 アメリカに逆らう大統領たち、プーチンやドゥテルテに対抗できるキャラの強いアメリカ人と言えば、米大統領候補トランプでしょう、、 
 小賢しく子狡いヒラリーにはない、摩訶不思議なオーラに溢れています。 
 その、アメリカのマスコミによって窮地に追いつめられたトランプを救えるのは、ワンダーウーマン・メラニアしかいません。 スーパーマン、スーパーガール、スーパーウーマン、、とアメリカ人はスーパーが大好きです。 スーパーウーマンは別名をワンダーウーマンと呼び、国連でも今、話題の中心になってます。 
 
(1) ワンダーウーマンが国連名誉大使に就任: 
 2016年10月21日の国連定例記者会見でステファン・デュジャリック報道官が、「国連は<女性と少女の地位向上推進>のため、ワンダーウーマンを名誉会長に任命した」と、発表した。いつになく記者会見は盛り上がり、相次ぐ質問にステファンは頬を紅潮させて 
大わらわ、、「人間でないキャラクターに大使が務まるのか?」という質問に、「耐えれると思う。国連では女優のアンジェリーナジョリーやブラジルのサッカー選手・マルタなどといった生身の強い女たちが、活躍している。そんな中で、若者に国連への関心を持ってもらうため、人気のキャラクターを名誉大使に選んだ」と、報道官は答えた。「このキャラクターがインドやパキスタンやバングラデシュや中東や南アフリカの女性達にどんなメッセージを送れるのか?アメリカ国旗のシャツを着て殆ど裸のキャラなんだぜ、、ワンダーウーマンは。マジかよ?」という質問に、「私は、身に着けているものでその女性を判断しない、、」と答えた。「映画<ワンダーウーマン>を、来年公開するワーナーブラザーズとDCエンターテインメントの人間が、国連の三階で上映したとか、するとか、、宣伝の場に国連が使われていいのか?」という質問に、「国連は目的を達するためには、民間企業や個人や団体と連携することを厭わない」と、報道官は答えた。「しかし、国連職員たちがワンダーウーマン名誉大使の更迭を求めて560人のサインを集めたそうじゃないか?反対の声は日々増え続けているそうじゃないか??」と、記者が詰め寄ると、「反対があるのも承知している。我々はあらゆる声に耳を傾け、討議をする。結果はまた報告する」と、報道官は逃げた。 
 
(2) ワンダーウーマンって?: 
 ワンダーウーマンは1941年に<オールスターコミックス>で生まれた漫画のキャラクターで、生みの親である作者はウィリアム・モールトン・マーストン。1986年に中断されたが、現在もDCコミックから出版されている。 
 伝説によると、身長182.8センチメートル、体重74.8キログラム。髪の色は黒、瞳は青のスーパー美女だが、人間ではなく、粘土から生まれたそうだ。彼女の母、ヒッポリタは、粘土をこねて赤ん坊を作り、神々が命を吹き込んだ。ヒッポリタは、女だけの一族「アマゾン族」の女王であり、その娘はプリンセス・ダイアナと呼ばれた。プリンセス・ダイアナは耐久力、怪力、飛行能力、動物と意思の疎通ができる能力、、などの超能力を備え、<スーパーウーマン>とも仇名された。彼女は伝統的な武術に長け、剣、斧、弓術も会得している。魔法の投げ縄を所有し、輪に捕らえた者に真実を告白させる事ができる。両手首に装備した銀の腕輪は、弾丸などを弾いてくれる。 
 女性監督パティ・ジェンキンスのワンダーウーマン最新映画は2017年6月2日に公開予定されている。プリンセス・ダイアナ、別名ワンダーウーマンを演じるのは、ガル・ガドット。彼女は2004年にミス・イスラエルとなり、2000年代後半にモデルとしてデビューした。<バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生>にも登場したワンダーウーマンを演じる。ワンダーウーマンの恋人・スティーヴ・トレヴァー役をクリス・パインが演じている。 
 舞台は第二次世界大戦の戦場で、ワンダーウーマンのスーパーパワーが存分に発揮される。 
<ワンダーウーマン>に近い日本語は<脅威の女>かな? 
 
(3) ワンダ―ウーマン・メラニア: 
 元ファーストレデイ―・ヒラリーもファーストレデイ―・ミッシェルも、逆立ちしたって敵わないファーストレデイー候補メラニアの美貌とスタイル! 悔しいべ〜 ワンダーウーマンに相応しいのは文句なしにメラニアでしょ! 派手なメラニアこそアメリカ・ファーストレデイーの素質にみち溢れているし、ホワイトハウスのシャンデリアがよく似合う。が、根性悪のファーストレデイーたちはメラニアをホワイトハウスに近づけないように、画策している。 
 メラニア・トランプは1970年4月26日 にユーゴスラビアで生まれた。父は当時のスロベニア共産主義者同盟(共産党)党員で国営自動車企業で働き、母は子供服メーカーで働いていた。大学を卒業後モデルとして活動していたが、1990年代半ばに渡米し2001年にはアメリカの永住権を、トランプと結婚した翌年の2006年にはアメリカの国籍を取得した。リベラルな思想を持っている。 
 現在、宝飾品や腕時計のデザインをしているが、2016年アメリカ合衆国大統領選挙に立候補している夫の応援演説もこなしている。 
 10月17日、女性問題スキャンダルで窮地にいるトランプを庇って、アメリカCNNに出演した。11年前の猥褻発言ビデオに関して、ワンダーウーマン・メラニアは、「司会者(ビリー・ブッシュ)に、汚い悪いことを言うよう、煽さられたんです」と説明した。司会者ブッシュはビデオ暴露を受けてNBCに解雇されている。 
複数の女性が、強引に触れられたりキスされたりしたと名乗り出ていることについては、「女性を尊重している人です。夫を信じています。夫は優しい人で、紳士です。あんなことは絶対にしません」と説明。女性に関するスキャンダルは、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営とマスコミが「作りだしてまとめあげたもの」だと批判。「(マスコミは)詳しく伝えているけれども、この女性たちの身元を確認したのでしょうか? 具体的な事実が何もない」と反論した。また「自分(メラニア)の目の前で、いろいろな女性がトランプに近づき、不適切なふるまいをし、電話番号を渡してくるのは、よくあることだ」ともメラニアは語った。 
 最近のメラニアは胸元や脚を大胆に露出した服を脱いで、コンサバルック(保守的ファッション)に変身し、保守派から若者まで幅広い層へのアピールを目指している。 
 
 ニューヨークの空には、国連ワンダーウーマン、ワンダーウーマン・メラニア、そして、トランプ・スーパーマンが飛び交っています。 ああ、腹の出たトランプ・スーパーマンが落っこちそうです。 シェープアップ、お願いしま〜す。 
 
 
文:平田伊都子 ジャーナリスト、 イラスト:川名生十 カメラマン 


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