2016年10月27日16時33分掲載  無料記事
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医療/健康

英東部で教職員組合が学校からのアスベスト除去を要求

 イギリス東部ノーフォークの地方紙Eastern Daily Press10月17月号が、地域の学校がアスベストに汚染されている実態があるとして、当局にその除去を要求していると報じている。アスベストによる被害は日本だけでなく世界に広がっていることがわかる。(大野和興) 
 
 同紙の報道によると、全国教員組合は2003〜12年に224人の教師が中皮腫で死亡」したとしている。 
 
「86%の学校がアスベストを含んでいるのに、44%の教師はそのことを知らされていない」 
 
 アスベストは臓器を包む膜「中皮」に発生するガン中皮腫を発生させる物質で、かつて建物の断熱材として広く使われた。時間をかけて発生するため”時限爆弾”とも呼ばれる。 
 
 州当局によると「ノーフォーク州では392の学校にアスベストが 
あり、サフォーク州では2000年以前に作られた285校で問題があると、それぞれの州当局が明らかにしている。 
 
http://www.edp24.co.uk/news/education/teachers_unions_tell_government_to_remove_asbestos_from_norfolk_schools_1_4737806?utm_source=Twitter&utm_medium=Social_Icon&utm_campaign=in_article_social_icons 


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