2016年11月02日00時25分掲載  無料記事
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中国

JCLIFセミマンスリーニュース(「人民網」日本語版 2016年10月後半 抜粋)

<2016年10月31日> 
【平均労働時間9時間以上、残業当たり前の95後の新ブルーカラー】 
 先ごろ集網と数字100市場調査研究公司が共同で「95後の新ブルーカラー現状報告」を発表した。 
 同報告書によると、95後の新ブルーカラーは、その大部分が高校卒業レベルとその学歴が低く、所得レベルも平均月給3417元(1元は約15.5円)と全体的にやや低い一方で、その業務量は全体的に多く、基本的な福利厚生が不完全で、その多くが現状に不満を抱き、起業への希望が強いことが明らかになった。 
 また、都市での生活環境は、その多くが非常に狭い部屋に住み、日に日に高くなる生活コストの中で、経済的・心理的プレッシャーの二重のプレッシャーに晒されているとしている。 
 同報告書では、仕事に就き始めたばかりの95後(1995年以降生まれ)たちが、これまで社会的な見方として一般的だった彼らの「わがまま」や「か弱い」といった幼さの特徴が鳴りを潜め、大半が夢を胸に抱き、必死に働いているという姿が明らかになっている。95後の新ブルーカラーたちの業務量は非常に多く、1日の平均労働時間は9時間以上、1ヶ月あたりの休日は3.7日、残業は彼らにとって当たり前というのが現状だ。 
 
<2016年10月27日> 
【80歳以上の高齢者、2020年には2900万人に 中国】 
 「2016年(第1回)北京・天津・河北養老フォーラム」が26日、開催された。 
 全国老齢工作委員会弁公室(老齢弁)政策研究部の李志宏・副主任は、フォーラムの席上で、「試算の結果、4年後の2020年には、失能老人(自分で身の回りの世話ができない高齢者)は4200万人、80歳以上の高齢者は2900万人に達すると見込まれる」と明らかにした。 
 フォーラムにおいて李副主任は「中国の高齢化プロセスは日増しに加速し、深刻化している。これに伴い、要介護・高齢・空巣(子どもが巣立った後に残された高齢者)・独居など、高齢者福祉サービスの重点対象となる人々が激増している」とした。 
 また、試算によると、失能老人は今後も増え続け、2020年に4200万人、2030年に6168万人、2050年には9750人に達する見込み。80歳以上の高齢者も、2020年に2900万人、2030年に4300万人、2050年には1億800万人と増加の一途をたどると予想される。 
 
<2016年10月20日> 
【数字で読み解く中国流動人口 人数は2.4億、7割が東部に集中】 
 国家衛生・計画出産委員会は19日、「2016年中国流動発展報告」を発表した。 
 報告に列挙された各データの背後には、中国における都市化の急速な発展が一般の人々にもたらした極めて大きな変化が見え隠れしている。 
 2015年、中国の流動人口規模は、総人口の18%に相当する2億4700万に達し、国民6人のうち1人は流動人口である計算となる。流動人口のうち新生代が占める割合は持続的に上昇しており、流動人口の平均年齢は明らかに上昇傾向にある。 
 2013年の調査によると、外地に出て就労する、あるいは商売を営む流動人口のうち、1980年以降に生まれた新生代が48.8%を占め、うち90後(1990年代生まれ)は11.2%だった。 
 
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 日中労働情報フォーラム(JCLIF)ウェブサイトでは、毎月の前半と後半の2回、「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事(20件)を選択し、その抜粋(冒頭部分)を掲載しています。 
 その他の記事は、以下のリンクからご覧ください。http://www.chinalaborf.org/jinminmo1610b/ 


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