2016年11月30日15時50分掲載  無料記事
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アジア

マレーシア当局、マリア・チンさんを釈放 民衆運動に追い込まれたナジブ政権

マリア・チンさんの釈放を求める署名への団体賛同をお願いしてすぐ、マリアさんが釈放されたとの報が入りました。マレーシアの民衆運動、NGOと共に活動している伊藤あさひさんからの一報をおお届けします。(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam) 
 
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マリア・チンはさんは11月28日(月)、午後5時ごろ釈放されました。10日間の不当な拘束を経て、弁護側がヘイビアス・コーパス(ラテン語:Habeas Corpus、不当に人身の自由が奪われている者の身柄を裁判所に提出することを求める令状のこと)を要求する日の前日でした。身柄拘束された日から、連日のヴィジルやデモが行われた結果と言えます。 
 
NGOやウエッブメディアの事務所の家宅捜索やマリア・チンさん以外の人たちのBERSIH関係者の逮捕、拘束は続いていますが、象徴的な人物である彼女を釈放せざるを得なかったのは、ナジブ政権側は強行な手段をとり続けながら相当に追い込まれています。 
今日は、マリア・チンさんに脅迫状とともに実弾が送られてきました。 
 
国際社会がこれからもマレーシアを注意深く見守っていければと思います。 
これからもよろしくお願いいたします。 
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予定通りwam de cafeは開催しますので、ぜひご参加ください。 
 
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam) 
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F 〒169-0051 
t 03-3202-4633 f 03-3202-4634 
wam@wam-peace.org URL:http://www.wam-peace.org/ 


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