2017年01月26日10時47分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201701261047434

アフリカ

【西サハラ最新情報】  モロッコが戻りたいカダフィのアフリカ連合   平田伊都子

 なんでアメリカはカダフィを殺したの? ナショナリスト<アメリカファースト>に対抗できるグローバリストは<アフリカ連帯>のリビアのカダフィだったのに、、 
 アメリカはCIAの捏造情報でイラクのサダムを殺し、アラブの春を扇動してカダフィを殺した、、その反動エネルギーがいまやアメリカを覆そうとしているようです。 アメリカは真っ二つに分裂し、トランプ大統領も反トランプ女性軍も好き勝手に喚いています。 
 私たち日本庶民も、好き勝手に発言しましょう!言わせてもらうなら、「アメリカには、サダムとイラク庶民を殺した罰があたっている」のです。 「血まみれのカダフィに憑りつかれている」のです。 
 呪われたアメリカ、、あなたはそれでもアメリカがお好きですか? 
 
(1) 元米国連大使のジョン・ボルトン米副国務長官: 
 2017年1月17日、ウォールストリート・ジャーナル紙に元米国連大使ジョン・ボルトン副米国務長官の寄稿記事が載った。それによると、「台湾は地政学的に東アジアの国に近く、沖縄やグアムよりも南シナ海に近い」と指摘。海洋進出を強める中国への牽制に加え、沖縄米軍の一部を台湾に移すことで「日米摩擦を起こしている基地問題を巡る緊張を和らげる可能性がある」とある。 
 更にボルトン大使は、「海洋の自由を守り、一方的な領土併合を防ぐことは米国の核心的利益だ」と、言及した。西サハラ紛争解決に対しても、ボルトンは、モロッコの領土併合に反対し、ベーカー元米国長官の下で、国連西サハラ住民投票実現に向け尽力した。 
 但しボルトンという人は、イラク戦争を仕掛けたアメリカ・ネオコンサーバテイブ・グループの主犯で、イラク庶民の敵だ。が、しかし、ボルトン元国連大使は今も国連西サハラ住民投票にご執心でもある。西サハラ難民のためボルトンに援助を頼もうか?どうしようか?、、う~ん、悩ましいものがある、、 
 
(2)退陣寸前にカダフィのシルトを空爆するアメリカ・オバマ旧政権: 
 BBC英国TVが2017年1月19日、「アメリカ国防長官アシュ・カーターが、100発ぶち込んで、シルトに立て籠もる反政府軍兵士80人以上を殺したと言った。水曜日(1月18日)オバマが執務室を去る前にした最後のサイン(大統領令)だとも語った」と、報道した。さらにBBCはアメリカ軍司令官の話として、「この空爆のために、2機の爆撃機をミズリーから約34時間かけて飛ばした。リビア戦闘でステレス機を飛ばしたのは、リビアのカダフィを打倒するため使用した2011年3月以来、初めての事だった」と、報じた。 
 人権、人道、平和が売り物だったオバマ前大統領最後のサインが戦闘命令だったとは、、イラク戦争撤退を大宣伝して、今また、オバマは6.000人以上の米兵と大量破壊兵器をイラク戦線に送り込んでいる。世のお人好し庶民は黒人米大統領に、まんまと騙されてしまった。「オバマは口先だけ」と、オバマ化けの皮をはがした故カストロさんは偉かった。 
 
 オバマが殲滅したと威張るシルトの反政府軍が、本当にISイスラム過激派だったのかどうか?誰も検証していない。シルトはカダフィの生まれ故郷で、筆者はカダフィのお姉さんやおじさんや甥っ子たちを取材したことがある。ラクダの糞でチェスを楽しむ、長閑な砂漠の民だ。疑心暗鬼のアメリカがカダフィ一族殲滅をやろうとしたのかもしれない。嘘のCIA情報でイラクのフセイン殲滅をやったアメリカだから、リビアのカダフィ殺しの証拠隠滅のため、退職寸前のオバマが一族殲滅したのではないか??などなど、いくらでも勘ぐることができる、、 
 オバマさん、ノーベル平和賞を返上してください! 
 
(3)モロッコ、必死でAUアフリカ連合帰還運動: 
 UN国際連合はトランプ米大統領のおかげで、EU欧州連合はメイ英首相のおかげで、風前の灯となりつつある。一方、欧米人が馬鹿にしていたAUアフリカ連合は、元気だ。 
 そのAUアフリカ連合に参加したいと、アフリカ人を馬鹿にしていたモロッコが、モハンマド6世国王を数か国に送り込んで、<モロッコのアフリカ連合帰還>に向け外交活動を活発化させている。しかし、1984年にモロッコが西サハラ加盟の正式承認を不服として撤退したOAUは存在しない。1999年9月9日、オバマが空爆を繰り返したシルトで、カダフィがAUアフリカ連合を提案した。2002年にはカダフィの指導でAUが創設され、AU憲章やAU議会やAU安保理などを備えた地域国際組織に成長している。モロッコは<AU帰還>ではなく、<AU新加入>と訂正する必要がある。当然、新規加入を申請するモロッコは、カダフィが創ったAU憲章やAU規約を受け入れなければならない。以下に、最新の、モロッコ側言い分と西サハラ側言い分を語ってもらう。 
 CORCAS(モロッコ王立サハラ問題諮問評議会)が1月23日に、「木曜日(1月19日)に上院は、2000年7月11日にロメで承認されたAU憲章を無記名で採択した。同じく水曜日(1月18日)には下院でも可決された。、、議会の決断は、1月10日のモロッコ国王陛下ムハンマド裟い砲茲襯泪薀吋轡紊慣菽任鮗けたものである。一連のAUアフリカ連合憲章容認は、昨年7月キガリで開催された第7回アフリカ・サミットで国王陛下がご宣託されたことを受けた、王令である」と、発表した。 
 一方、ブラヒム・ガリ西サハラ難民大統領は、「モロッコによるAUアフリカ連合新規加盟の要請は、様々な段階を踏まなければならない。特に、アフリカ大陸の平和と治安と安定を成就するため国際社会が容認している領土域を認め、その承認に基づくSADR(サハラ・アラブ民主共和国)を正式加盟国として認めなければならない。モロッコに望むのは、AU憲章と国境と領土権を尊重し、西サハラを含むAUアフリカ連合に貢献することだ」 
 
 
 トランプは日本をウザったく思っています。 多分、日本がお好きではないようです。 旦那に嫌われたお妾さんが、未練がましく色目を使っても、惨めな思いをするだけです。  この際、きっぱり旦那と別れましょう。 米軍基地と手を切りましょう。 
 日本は、いまが独立するチャンスです。 
 
 
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之     2017年1月26日 
SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。