2017年02月09日14時13分掲載  無料記事
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反戦・平和

稲田防衛大臣に「辞任しろ!」「自衛隊帰せ!」の声を届けよう!

【緊急拡散お願い】南スーダンへの自衛隊派遣を憲法9条違反と認めながら居直る 稲田防衛大臣に「辞任しろ!」「自衛隊帰せ!」の声を届けよう!(杉原浩司・武器輸出反対ネットワーク:NAJAT) 
 
 
東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。 
 
先ほど、報道ステーションやNEWS23などで、「廃棄した」としていた南スーダン派遣自衛隊の日報が見つかった件に関する、稲田朋美防衛大臣による信じ難い国会答弁を見ました。以下はその一部です。 
 
「何度も申し上げますが、意味があるのは、法的な意味の戦闘行為かどうか」 
「戦闘行為であるかどうかという意味では戦闘行為ではない」 
「一般的用語として戦闘という言葉が使われていることは書かれている通りだが、法的意味の戦闘行為ではないということです」 
「戦闘行為ではないということになぜ意味があるかというと、憲法9条の問題に関わるかどうか、その意味において戦闘行為ではない」 
「法律においても規定されていて、憲法9条上の問題になる言葉を使うべきではないことから、一般的な意味において、武力衝突という言葉を使っています」 
 
「9条上問題になるから『武力衝突』使う」 稲田防衛相(2月8日、朝日) 
http://www.asahi.com/articles/ASK2834BRK28UTFK006.html 
 
もう無茶苦茶です。こんなデタラメ答弁がまかり通ったら、言葉を言い換えるだけでどんなことでも可能になるでしょう。自衛隊派遣が事実上憲法9条違反であることを認めたに等しいにも関わらず、居直り続けようというのです。憲法9条が、そして、自衛隊員の命がこれほど粗末に扱われたことは、いまだかつてありません。 
 
安倍首相もまた、「戦闘行為ではなかった」「衝突、いわば勢力と勢力がぶつかった」などと国会で平然と答弁していました。本来なら、内閣総辞職が当然ですが、最低でも、稲田大臣を辞任させなければいけません。同時に、南スーダンに派遣されている自衛隊はただちに撤退すべきです。 
 
まずは、稲田大臣に「ただちに辞任を求めます」「憲法9条違反を事実上認めたのだから、ただちに自衛隊を南スーダンから撤退させなさい」の声をファックスや電話で大至急届けてください。短いものでも構いません。 
 
※さらに、辞任を求めるアクションも取り組まれるべきだと思います。立憲野党に対しても、「一歩も退かずに徹底追及を」「稲田大臣の辞任の実現を」の声を届けましょう。 
 
【緊急拡散お願い】 
 
★南スーダンへの自衛隊派遣を憲法9条違反と認めながら居直る 
稲田防衛大臣に「辞任しろ!」「自衛隊帰せ!」の声を届けよう! 
 
<稲田朋美国会事務所> 
(FAX)03−3508−3835 
(TEL)03−3508−7035 
 
<福井事務所> 
(FAX)0776−22−0507 
(TEL)0776−22−0510 
 
<防衛省> 
(FAX)03−5261−8018 
(TEL)03−5366−3111 
 
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【参考】 
日本国際ボランティアセンター(JVC)・スーダン現地代表 
今井高樹さんインタビュー(通販生活) 
https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/170207/?sid=top_main 


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