2017年02月19日17時13分掲載  無料記事
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中国

JCLIFセミマンスリーニュース(「人民網」日本語版 2017年2月前半 抜粋)

<2017年02月15日> 
【まるで朝貢外交?安倍首相の訪米、経済面で譲歩】 
 日本の安倍晋三首相は、今月10日から12日にかけて米国を訪問した。二国間の経済貿易協力の強化がこのたびの訪問の重要な目的の一つだった。 
 分析によると、今回の訪問で安倍首相は、米日関係に対する外部のさまざまな懸念を払拭することを目指し、経済面で一連の譲歩を行った。両国は大きな方向性では一致するものの、一連の議論の余地のある問題では真の解決に至っておらず、これから矛盾や摩擦が噴出することが予想されるという。「経済参考報」が伝えた。 
 米国のトランプ大統領は現地時間の10日、ワシントンのホワイトハウスで安倍首相と首脳会談を行い、終了後にはそろって記者会見に臨み、共同声明を発表した。両指導者は安全保障分野での同盟関係の強化と二国間の経済貿易関係の強化を打ち出した。 
 
<2017年02月8日> 
【将来の計画をじっくり考える 徐々に拡大する「ゆっくり就業族」】 
 立春の頃は、暖かったり寒かったりする。春節(旧正月、今年は1月28日)連休後、人々は続々と「勤務モード」を再開しつつある。 
 だが、李卉さん(25)は相変わらずのんびりと、家族と旅行の計画を立てている。「最近、就活する気持ちはなくなった。ゆっくり休んで自分のコンディションを整えることの方が大事だから」。多くの同年代の若者と同じように、大学院を卒業した李さんは「待機族」の一人になった。他の人々と違う点は、卒業後半年間、李さんは焦って就職しようとは思わなかったことだ。空いた時間を十分に活用して読書や旅行を楽しむ李さんは、「就職する前に、私は気持ちの上でターニングポイントを迎えた」と話す。 
 
<2017年02月4日> 
【「95後帰省恐怖症」の若者は実家での長期滞在恐れ残業申請】 
 春節連休といえば、家族が集まり、お互いの絆を確かめ合い、団欒を楽しむ至福のひと時といえよう。 
 だが、「帰省恐怖症候群」、「結婚催促恐怖症候群」、「都市漂流族」の人々にとっては、このような身内が集う濃密な時間は、さまざまな悩みの種となることも事実だ。 
 広東省深セン市で働く「95後(1995年以降生まれ)」の胡敏敏さん(女性)は「『帰省恐怖』指数を1から10までの十段階で表すとしたら、私はだいたい8から9。今年は実家から少し早めに戻ってくるため、すすんで連休中の残業を職場に申請したぐらい」と話す。 
 
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 日中労働情報フォーラム(JCLIF)ウェブサイトでは、毎月の前半と後半の2回、「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事(20件)を選択し、その抜粋(冒頭部分)を掲載しています。 
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