2017年03月23日19時18分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201703231918304

政治

内閣が提出の ”共謀罪” 法案  衆議院のページでは23日現在で未だ本文が未掲載  「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」

  衆議院や参議院、そして内閣が提出して国会で審議される法案は国会のホームページで読むことが可能です。 
 
 これが ↓ 衆議院のです。 
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/menu.htm#05 
  共謀罪は内閣が提出した法案。そこで内閣の欄を見ると、上の方から順番に提出法案が並んでいます。共謀罪は3月21日に受け付けられたようです。名称は「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」のようです。「衆議院で審議中」と書かれています。しかし、3月23日の時点で未だ「本文」のリンクがつけられていません。 
 
  一方、法務省のページには”共謀罪”である「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」のリンクがありました。 
http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00142.html 
  確かに第六条の2に、「・・・着手する前に自首した者は、その刑を減刑し、又は免除する」とあります。当局がスパイを組織に潜入させて思想弾圧を行う怖れがあると批判されている箇所です。未だ起きてもいない「事件」を捜査する捜査班が277の犯罪を対象に生まれうることを意味します。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。