2017年04月10日13時40分掲載  無料記事
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政治

なぜ政府を監視するか  

  日刊ベリタで筆者は政権批判をしていますが、特定の政党を筆者が支持しているわけではありません。まして特定の政党の党員でもありません。もし将来、民進党が政権を握ったら民進党をウォッチして問題があれば批判しますし、同じことが共産党でも社民党でも公明党でも維新でも言えます。それに批判している今の政権を別にすれば、自民党が特段、他の政党に増して嫌いと言うわけでもありません。 
 
  政権を握るということは政治権力をつかむことだから、いかなる政党が政権を握ろうとジャーナリズムは権力を監視する必要があります。これが公平性というものだと考えています。絶対権力は絶対的に腐敗する。これは政治学の基本です。 
 
  政権によって寿司やフランス料理でマスメディアの幹部が飼いならされてしまうと、腐敗を批判するべきマスメディアが機能不全になってしまいます。 
 
 
■マスメディアは自社の幹部が寿司屋で首相と何をやっているのか、まずそれを書くことから 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201702171035105 
 
■マスメディアは自社の幹部が中華料理屋で首相と何をやっていたのか、まずそれを書くことから 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201702281448222 
 
■新聞社は識者を集めた紙面審議会などより、自社の記者同志で首相との会食や記者クラブ報道の是非を論じるべきではないか 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201703070027132 


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