2017年05月18日21時37分掲載  無料記事
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中国

JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2017年5月前半 抜粋)

<2017年05月15日> 
【国連委員会が勧告「韓日は慰安婦合意を見直すべき」】 
 国連拷問禁止委員会は12日に報告を発表し、慰安婦問題をめぐる韓国と日本の「最終的かつ不可逆的な解決」は、被害者の名誉回復や補償に十分なものとは言えず、両国は合意の再交渉を行うべきとの見方を示した。 
 報告は、「慰安婦」が第二次世界戦争中の「性奴隷」であったことを認めている。 
 国連拷問禁止委員会は、韓日双方が合意に達したことについては歓迎するが、同時に、この合意では、『真実かつ再び繰り返されてはならない保証』を含め、被害者が十分な救済と補償を得ることできないとの認識を示した。同委員会は、韓日双方は、この合意を「見直すべき」と主張している。 
 
<2017年05月14日> 
【習主席の「一帯一路」国際協力サミットフォーラム基調演説まとめ】 
 習近平国家主席は14日、「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムの開幕式に出席し、その席で基調演説を行った。演説はおよそ6千字あまりにおよび、非常に多くの情報がつめられていた。 
 人民日報では同演説を、ポイントを絞って以下のようにまとめた。 
1.シルクロード精神のコアを総括 
2.現在の世界情勢を読み解く 
3.「一帯一路」の過去4年間の成果 
4.今後の建設目標 
5.中国が実施を約束する大事業 
 
<2017年05月12日> 
【専門家「中国の将来の空母は大型化、原子力の方向へと発展」】 
 中国にとって2隻目の空母が4月26日に大連で進水した。設計上最先端ではないが、現段階の中国海軍のニーズに最も適した空母だと専門家は指摘する。 
 一方、軍事マニアたちは将来の空母に目を向けている。軍事専門家の曹衛東氏は、北京テレビの軍事番組で中国の将来の空母について、大型化、原子力の方向へ発展し、ステルス戦闘機や無人機を搭載して作戦能力を高めるとの見方を示した。 
 2隻目の空母の進水によって、国産空母保有という中国人の夢が実現した。2隻目の空母はゴールではなく、出発点だ。中国の数多くの軍事マニアたちは、さらに多くの空母保有を切に待ち望んでいる。では、中国がより先進的な空母を保有するのはいつになるのか。みなが待ち望むカタパルトと原子力は将来の空母で実現するのだろうか。 
 
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 日中労働情報フォーラム(JCLIF)ウェブサイトでは、毎月前半と後半の2回、『人民網 日本語版』から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を20件選択し、その抜粋を掲載しています。 
 
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