2017年07月22日15時37分掲載  無料記事
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核・原子力

福島原発被ばく労災損害賠償裁判「あらかぶさん裁判」 第三回口頭弁論・報告集会にご参加下さい

 東電福島第一原発の事故収束作業などに従事し、急性骨髄性白血病を発症して労災認定を受けた労働者(通称・あらかぶさん)が、東電・九電に対して損害賠 償を求めて裁判を起こしています。厚労省の専門家検討会が、あらかぶさんの白血病は原発作業が原因と認定した にもかかわらず、東電・九電は「被曝量が100 mSv以下だから」としてそれを否定し、真っ向から争う姿勢です。 
 
 原告・弁護団は、最新の国際研究データから低線量被曝による労働災害のリスクを示すとともに、現場の杜撰な安全対策と線量 管理での法令違反など、東電の責任を明らかにしていきます。 
 
 今後福島第一原発では、高線量被曝が避けられない原子炉建屋での作業が増大 していきます。しかし現在の廃炉作業では、多くの労働者は事実上の使い捨てに なっています。これでは安心して働くことができず、仕事に誇りを持つこともで きません。事業者の意識を変えさせ、安全対策を強化して労働災害を減らすとともに、災害を被ってしまった労働者には十全な補償が必要です。 
 
 あらかぶさんは「他の労働者が自分のような思いをしないために」と願い、勇 気を出してこの裁判に立ち上がりました。 
 どうぞご参加・ご注目下さい。 
 
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「あらかぶさん裁判」第三回口頭弁論傍聴+報告集会への参加を呼びかけます。100名の傍聴席を埋め尽くしましょう!! 
 
※※福島原発被ばく労災 損害賠償裁判(通称 あらかぶさん裁判)への注目と支援を!※※大法廷を埋め尽くそう!!! 
 
第三回口頭弁論・報告集会 
日時:2017年7月28日(金) 
10:00〜 東京地裁前アピール行動 
11:00〜 口頭弁論(原告側反論) 東京地裁103号大法廷 
12:00〜 報告集会 参議院議員会館B109号室 
 
あらかぶさんは、東電福島第一原発の事故収束作業や九電玄海原発の定期検査に 従事し、急性骨髄性白血病を発症―東電・九電に対する損害賠償請求裁判に起ち 上がりました! 
 
福島原発被ばく労災 損害賠償裁判を支える会(あらかぶさんを支える会) 
〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5階 東京労働安全衛生センター気付 
電話:090-6477-9358(中村) E-MAIL:info@hibakurodo.net 
https://sites.google.com/site/arakabushien/ 
 
--なすび  
山谷労働者福祉会館 活動委員会 
〒111 東京都台東区日本堤1-25-11 tel/fax: 03-3876-7073 
山谷労働者福祉会館 http://www.jca.apc.org/nojukusha/san-ya/ 
被ばく労働を考えるネットワーク http://www.hibakurodo.net 


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