2017年08月25日19時02分掲載  無料記事
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コラム

NHKスペシャルで「前川前文科省事務次官のインタビューの真実」 を  

  NHKに期待したいのは現在の報道だ。もちろん、戦時中の史実を明かす番組もよい。だが、所詮、それらの番組を作ることにさしたる勇気は必要ない。本当に勇気と覚悟を求められているのは今の時代の真実を解き明かすことだ。それができないようなら、NHKは安倍政権の下請け放送局に過ぎないと言われても仕方がないだろう。まずは国民が関心を持っている以下の番組を放送して欲しいものだ。 
 
NHKスペシャル(企画案) 
  「前川前文科省事務次官のインタビューの真実」 
 
  加計学園に対して内閣府が便宜供与を行ったのではないか。その真相を知る文科省の前川喜平前事務次官に最初にインタビューしたのはNHKだった。ところがそのVTRは放送されなかった。なぜ放送されなかったのか。インタビューで話された内容は何だったのか。NHKの内部でどのようなプロセスが起きていたのかを当事者たちの証言をもとに検証する。その内容は官邸に伝わっていたのか。その後に起きた読売新聞が前川氏について書いた「出会い系バー」の報道との関係は?前川氏をめぐるテレビと新聞、そして官邸の関係を当時に遡って時々刻々と検証し、真実を解き明かす。 
 
 
矢口鉄太郎 


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