2017年11月11日21時03分掲載  無料記事
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コラム

国際ニュースを見ていて、ハンプティ・ダンプティを思い出した

  最近、国際ニュースを見ていて、ハンプティ・ダンプティを思い出した。ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に登場する巨大な玉子人間で、塀の上に座っている人物(というか玉子)である。 
 
  「鏡の国のアリス」でハンプティ・ダンプティは塀から転がり落ちた。細かい筋書きは覚えていないのだが、塀の上で得意がっていた玉子が地面に落ちて尻もちをつく、というのが子供たちには楽しいのだ。だが、ハンプティ・ダンプティは「鏡の国のアリス」だけでなく、英国では「マザー・グース」などにも登場するらしい。一種のトリック・スター的な存在なのかもしれない。ハンプティ・ダンプティを描いたこんな子供の歌があるそうだ。 
 
  Humpty Dumpty sat on a wall, 
  Humpty Dumpty had a great fall. 
  All the king's horses and all the king's men 
  Couldn't put Humpty together again. 
 
  ハンプティ・ダンプティは塀の上に座っていた。 
  ハンプティ・ダンプティは転落した。 
  王の馬も王の家来も全部集まってハンプティ・ダンプティをつなぎ合わせようとしたが、うまくいかなかった。 
 
  この歌の起源はなぞなぞで、塀の上から落っこちたものが何なのかを当てさせる遊びだったのかもしれない 
 
 
 
■ハンプティ・ダンプティの歌 
https://www.youtube.com/watch?v=0oKreL1jvkg 


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