2017年12月30日23時47分掲載  無料記事
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中国

「時間と闘いながら、南京大虐殺の史料を発掘」——南京大虐殺の民間研究者・小野賢二さんをインタビュー

「16日……夕方より捕虜の一部を揚子江岸に引出銃殺に附す」 
「17日……捕虜残部一万数千を銃殺に附す」 
 これは、中国を侵略した旧日本軍の元兵士・菅野嘉雄さんが80年前に書いた陣中日記だ。このメモを入手した小野賢二さんは1988年から、南京大虐殺に関与した旧日本軍の元兵士の資料の発掘に努めている。 
 1937年12月、旧日本軍は南京を侵攻し、武装解除した中国の軍人や何の抵抗力もない一般市民30万人を殺害した。南京大虐殺に参加した部隊の一つに、福島県出身の兵士で編成された第13師団歩兵第65連隊がある。 
 小野さんはこれまで約30年間、福島県の隅々まで歩き回り、同部隊の元兵士や遺族約300人を訪ね、200人以上の証言を整理し、陣中日記・メモ31冊を集めた。 
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2017年12月前半 抜粋)〕 
 
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2017/1213/c94475-9304123.html 


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