2018年01月28日11時15分掲載  無料記事
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中国

日本が「一帯一路」との連携に積極的な姿勢を示すようになったワケは?

 2017年以降、日本の対中外交の風向きが変わり、両国関係が改善に向かっている。そのことを裏付けるように、安倍首相は、何度も「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブと連携する意向を示したり、「日中は切っても切れない関係」、「日中関係を新たな段階へと引き上げる」などと発言したりして何度もそのシグナルを発信している。 
 安倍政権が中国との関係を積極的に改善しようとする動きは12年以降に政権を握ってからめったに見られなかったことであり、「一帯一路」イニシアティブとの連携に積極的な姿勢を示している。首相官邸がシグナルを発して以降、政府当局も手続きを加速させ、日本企業が「一帯一路」関連のプロジェクトを推進するための政策ガイドを制定したり、環境保護・省エネ、産業の高度化、工業パークの開発、物流などの分野を金融サポート対象とし、西アフリカ各国の幹線道路をつなぐ西アフリカ成長リング計画、カメルーンとコンゴの首都を結ぶ国際回廊計画、ケニアとルワンダの道路や橋の改修プロジェクトなどの日本が実施するアフリカ開発事業に、中国が参加するよう正式に招く計画をしている。 
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2018年1月前半 抜粋)〕 
 
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2018/0109/c94474-9313313.html 
 
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