2018年03月06日23時41分掲載  無料記事
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国際

ロシア海軍軍拡進む 対応迫られる米政権

 2月13日付のThe Washington Post紙は、トランプ政権が、ロシアの大西洋・北極海域に焦点を当てた通信拡張と海軍軍拡政策に対応を迫られていると報じた。 
 米海軍は、艦隊の老朽化問題に加え北朝鮮などの脅威が高まる中、潜水艦の過度の使用というリスクにさらされている。米国は70隻の原子力潜水艦や14隻の弾道ミサイル搭載潜水艦を持ち、これらを含めた14艦隊が世界中の海を巡回している。米海軍の重要性は冷戦以来増しており、マティス国防長官らはロシアの軍事政策にさらなる対処を行うとしている。 
 世界最大数の潜水艦を持っているのは76隻を保有している北朝鮮だが、その性能は低いとされる。なお中国は68隻、ロシアは63隻保有しているという。 
 同紙は、NATO諸国がロシアの戦力に対処するような技術や戦力を保持してないと指摘する。ロシア政府は2013年以来、13隻の潜水艦に多額の投資を行い、なかでもロシャリク(Losharik)という特殊作戦の偵察任務を行える潜水艦を有している。 
 トランプ政権は2019年度の予算案で新たに1940億ドルの原子力潜水艦1隻を建造する要望を行う。また米海軍は最新の潜水艦2隻の購入を考えているという。米ロ軍拡競争において、海軍の軍事力増強と海域における活動が進んでいる。 
〔ND米紙ウィークリーニュース第138号(March 5, 2018)〕 
 
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